BEHEMOTH、新作MVレビューと新譜案内(BLACK METAL)
ポーランドのBLACK MEATLレジェンド、BEHEMOTHの通算12作目のアルバム『OPVS CONTRA NATVRAM』が9月16日に日本でリリースされます。
アルバムコンセプトは以下な感じ。
つまり社会・世界にある「不条理」な出来事や厚壁、差別・否定に対しての
「闘争」ということです。
反逆の王として戦うってことです。
そう、世の中、問題ありすぎです(ため息)。
BEHEMOTHの言葉の意味を調べると、こんな感じ。
BEHEMOTHは1991年ポーランド結成されたBLACK METALバンドで、現在定義づけられている第二世代のBLACK MEATL(1990年〜1994・1995年ぐらい)にあたり、最も伝説化された世代に結成されたバンドの1つです。現在まで活躍しているレジェンドでもあり、また、ノルウェイジャン・ブラックメタルのシーンから影響を受けたバンドでもあります。
洋楽ファンの方でも「ポーランド」からのロックバンドって珍しいと思う人もいるのではないでしょうか。
私も一時期、とあるロックバンドのレコードコレクターという謎の肩書きで生きていこうと模索している最中、やはりポーランドの盤というのはかなり珍しい部類でした。
しかし全く「無い」わけではなく、当時は、ロックがある程度浸透している国の1つと思っていました。最近、記事にしましたが、今一番世界的で注目されているロックバンドのMåneskinはイタリア出身ですが、その頃でも、イタリア盤の方が多く流通していました。
レコードが発売されることは、ある程度、経済や国力が国際的なレベルに達しているからで、ジャケットがバンドの母国と同じ場合は、バンドがマーケットとしての認知を示すもので、「母国と同じジャケット」は、バンドが入植している事がわかります。
話はそれましたが、BEHEMOTHも2002年にノルウェーツアー、日本には2008年初来日をしており、20年もの間、欧州の問題や世界情勢と共にバンド活動を継続してきた、ワールドワイドなバンドです。
BLACK MEATLが2015年以降からメタルブームと共にメジャーシーンへ、現在は色々なメタルフェスに中心的なバンドとして迎えられ演奏しています。私もここ最近のBLACK MEATLマイブームの中、BEHEMOTHをかなり目に和ることが増え、かなり勢いがあるバンドの1つと捉えています。
その、BEHEMOTHの4年ぶりの新譜が9月16日に日本でもリリースされます。BLACK MEATL推しなので、この新譜に大注目しており、発売前にMVレビューをしました。8月6日の記事のページを下記に貼っておきます。
前回の記事からやく1ヶ月経ちましたが、何かの動向があったというよりも活発なプロモーション展開されている最中です。
今回の記事でも新作MVをレビューします。
BEHEMOTH - Thy Becoming Eternal (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
MVはフル3D CGということで、BEHEMOTH帝国という感じです。
いいですね。
できれば、過去の映像も見ていただければ、BEHEMOTH帝国のヒストリーも堪能できます。
音的にはBLACK MEATL、DEATH METAL、EXTREME METALのサウンドの分類に入ると思いますが、多くのBLACK MEATLのバンドはこうした音に変化をし、時にAMBIENT、GOTHICなどにも展開しています。
難しいことはともかく、ダークな世界、危機感、帝国などのキーワードから連想してみてください。ゲームなどにもある世界観のイメージもあります。
今回発売されるアルバムは、通算12作目『Opvs Contra Natvram』。タイトル名はラテン語からで、英語では"Work against nature"、日本語では「自然に逆らう」です。今回のフルCGは何か関係あるのかな?などと妄想もしてみました。
プロデュース:BEHEMOTH
ミキシング:Joe Barresi (nicknamed "Evil Joe")
マスタリング:Bob Ludwig
ミキシングとマスタリングを担当されている方々は、
バンド名の羅列ですが、なんだかすごい(ゆっくり風に)。
因みにBob Ludwigさんは、日本のYMOの2018年、結成40周年記念にあたってのハイレゾ配信でリマスターを担当された方でもあります。
この内容でも、今回のBEHEMOTHのアルバムは「ハンパねぇ」ってことで、これは聴かねばならぬ。
さらにですが、日本では、2020年に世界限定1000枚で発売された、即完売アイテムのシングル盤付属のデラックスエディションも発売されます。
このシングル盤はThe Cureの『A Forest』のカバー曲で、ライブヴァージョン、BEHEMOTHオリジナルのカバー、スウェーデンのBLACK METALバンドのSHININGのNiklas Kvarforth(Vo/Gt/Key)参加の4曲という豪華さ。
Behemoth - A Forest feat. Niklas Kvarforth (Official Video)
SHININGのNiklas KvarforthがVoです。
私も「フォレスト」=森を名乗っていますが、森の深さ、暗さです。
正直、オリジナルのThe Cureの楽曲を聴きすぎなので、暗さ、淡々とした、無機質感はThe Cureの方に。むしろ、力強く、抑圧された感情をBEHEMOTHのカバーから受けます。つまり、The Cureと真逆ぽっさが、この曲からの印象です。
表現方法の違いで、同じ曲でも、極端に曲をアレンジせず、曲から受ける印象が違うという感想です。
※追加:新譜の詳しい内容は以下の記事を参照してみてください。
BEHEMOTHは、9月27日から、2021年に行われるはずの「The European Siege」の延期分を、2021年同様、Arch Enemy、Carcass、Unto Othersと一緒にツアーします。
因みに、Arch Enemyは2023年2月に全国6公演でJAPAN TOURを行います。
ということは、BEHEMOTHが日本に来る条件としては、新譜の売上かもしれない(汗だく)です。という危機感の元、「みんなー、日本でみたいよね?」(某お店のPOP風に)と頭をよぎりました。
そのほか、BEHEMOTHは年内に44公演予定されています。結構あります。
イギリス、フランス、スペイン、イタリア、ドイツ、ポルトガルなどの欧州、ノルウェー、スウェーデンなど北欧、南米はブラジル、ペルー、コロンビア、そして、12月3日にメキシコで開催されるメタルフェス「Hell and Heaven Metal Fest 2022」まで予定が続いてます。
「Hell and Heaven Metal Fest 2022 open air」は、12月2日に再結成PANTERAの出演が決まっているメタルフェスです。
3日間行われますが、そうそうたるバンドが出ます。想像ですが、日本で、このライナップでの開催は厳しいものを感じます。
再結成PANTERA単独、KISS東京ドーム1day、SlipknotはKNOTFEST、Judas Priest50周年ツアー日本単独として、Megadethなどは、集客や場所の大きさなどを、と、主催でもないのに考えてしまいました。
BEHEMOTHは2日目の2段目なので、いいポジションだと思います。IBARAKI "BLACK METAL" projectのTRIVIUMも同列の隣にあります。(BLACK METALが2段目)など、主催でもないのに考えてしまいました。
話が流れましたが、公式サイトからの海外での物販サイトの商品を見ると「魅力的な」ものが多いです。日本円での表示とグッズ充実で、価格も円安ですが、まあまあ手頃です。(海外ではもっと安いってこと?)
また、来日コンサートを熱望するファンの方々とすると、アピールしましょう!!という感じかと思います。
※下記リンク先は、BEHEMOTH公式サイト
※下記リンク先は、BEHEMOTH公式ショップ(日本円表示です!!)
今回の記事は終了します。
次回の投稿は決まっていますが、よほどのことがなければそのままです。またメンバーシップが滞っているので、もうちょっと明確に深く進化したメンバーシップ内容を記事にします。
連続投稿もその一環として考えていますので、9月以降、メンバーシップ強化して行こうと進めていきます。
これでも、5000文字近くある、今回も意外にも、ゴージャス記事です。
最後にサービス画像。BABY METALを選ぶ、ネルガル。
ご清聴ありがとうございました。
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