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あの世界に憧れたのかしら
定期的に金曜ロードショーで観た映画の感想を綴る日がでてくる。今日です。
幼少期最も再生したDVDなんじゃないかしら。
モンスターズ・インク。
だってびっくりしたんだけど、
何の気なしに見始めたらセリフ全部言えたの。
あ…次に何言うか分かる。全部言える…状態。
当時はカッショクとかヒバンとかカタカナで認識したまま覚えていたなぁ。褐色と非番に成ったのはいつからか。
本当に何百回と冗談抜きで見た気がする。
これと、マダガスカルとシャーク・テイルってやつが好きだった(我が家にあったDVD)。でもこんなにセリフを空で言えるくらいまで観ていたのはきっとこれがいちばんだろうな。高校生くらいまでずっと忘れることなくサリーが大好きだったし、中学生の頃ディズニーランドにモンスターズ・インクのアトラクションができたばっかりの頃、たしか3時間待ってでも乗りたくて母とふたりで並んだもの。
最初にあの建物の中に入ってロビーが映画そのまんまだったときの感動はずっと忘れない。
アトラクションの中にいるサリーの毛並みが本物にしか見えなくてめちゃくちゃ触りたくて仕方なかったのも忘れない。あのサイズのサリーに抱きつきたいよなぁ…もちろんマイクのつるつる頭も撫でたい。キュウッて鳴るやつ。
映画の話。
モンスターズ・ユニバーシティを見てからランドールを見るともう胸が痛まずにはいられなくなってしまったよ。ひたむきで真面目な子だったのにすっかり丸くなったサリバンのせいでずっと頭打ちにされ続けてそりゃ卑屈にもなるだろうし、挙句の果てに社長に利用されて(しかもサリバンの足元にも及ばんとまで言われる)お仕置されるの。うう…
手を染めちまったことはフォローのしようも無いけれど、もっと真ん中の道を歩けたはずだろうにつれぇ…と思ってしまうランドールくんの運命。
来世では幸せになれよ…そんでもってファンガスはしれっと新会社に生き残ってるの笑っちゃうよね。
久しぶりにフル尺で観たけどやっぱり好き。
パロディとテンポ感が可笑しいしきもちよい。
モンスターの顔だからなのか特にマイクの顔芸が余計に面白い。「ランドールじゃん。…おー?」の顔めっちゃ好きなんだよね。テンポも。
あとランドールが最後ブーに仕返しされるところでカラフルになるやつ好きだったなー。繰り返し見てたなぁ。
あとモンスターズ・インクはDVDに付いてる特典まで全部好きで、エンディングのNG集とか実際にやってみたミュージカルとか、オマケの短編みたいな…新しいクルマ買うやつ…とかも繰り返し繰り返し観てた。監督さんとかのインタビューが挟まる未公開映像集とか全部英語で字幕追うのも大変だったろうにそこまで全部観ていた記憶がある。
どこに惹かれていたのだろうね。
でも今みてもやっぱり新鮮に面白いし好きだなぁと思うから、やっぱり直感的なところで惹かれていたのかも。好みにぴしゃっとだったのかも。
いま見返してみると、
最後の最後でブーに「ありがとう。楽しかったよ」って言えるマイクまじええ男やな…いやお前は全編通していい男なんだけどそこに詰まってんな…とひしひしと思い。
私もサリーのもっふもふの顔に自分の顔埋めてハグしたい〜と思い。
あ…ジェシーとニモだ…といつもの確認をし。
う〜ん。やっぱり何度でも観たい。この作品。
好きポがありすぎて拾いきれないもの。
頭の方とか見れてないし
エンディングがDVD版とは違ったので久しぶりにDVD掘り返そうかな。