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健康とは?


去年から長引くコロナ禍で、改めて『健康とは何か』と見つめ直している方も少なくありません。

医学や科学は時代と共に進化し続けているはずなのに、感染症や様々な病気が減らないのは、一体なぜなのでしょうか?

コロナにおいても、PCR検査やワクチンの話題で期待に胸を膨らませている方々もいらっしゃいます。
しかし、これらを施せば全てが安心安全なのでしょうか?

WHOによる健康の定義は、以下の通りです。

ーHealth is a state of complate physical,mental,and social well-being and not merely the absence of disease or infirmityー
【日本WHO協会訳】
ー健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、全てが満たされた状態にあることをいいますー


と、定められていますが、一体どうしたら健康で生きていけるのかの定義はありません。

時代とともに、健康診断や人間ドックなどの定期検診が普及し、異常が無ければ『一安心』出来たり、万が一病気を持っていたとしても、早期に発見され、大事には至らなくなるケースも増えました。
これは素晴らしい医学の発展で、貢献して下さっている方々には感謝しかありません。

しかし、医学の発展だけに頼ることなく、もっとも身近にある自分の体や心への気付きを持つことが大切だと感じます。

日々の生活の中で自分自身が医師になり、様々な体や心のサインに気が付き、コントロールしていけば健康を予防し、維持することに大きく貢献してくれるはずです。

健康を予防し、維持することに関わることは...

① 睡眠
② 食事
③ 運動

であり、これらを自制(セルフコントロール)することだと言われています。

人は皆、体質が違いますから、自分に合った睡眠・食事・運動をしなければ効果はなく、意味がありません。

他人やメディアの情報ではなく、自分の体や心の情報をキャッチして実践していくと、自分に合うものはバランスが良く、合わないものはアンバランスな症状として体や心に現れてくるものです。

私は過去に病名が付かない不調に悩まされ、心身共にバランスを崩していました。

当時は薬を飲んで症状を抑えて、飲まなければ症状が悪化する、ということを繰り返しながら、1年ぐらい過ごしていました。

そんな生活に不安は募るばかりで、yogaを始め、アーユルヴェーダや中医学などの東洋伝統医学の実践で、不調は改善され、現在は歳を重ねるほど生活は快適になっています。

快適な生活とは、不調がないことではなく、柔軟に対応できる智慧があることなので、日々の過ごし方、食べ方、生き方を学ぶことだと自身の経験から学びました。

どんな状況においても、健康や生活の質を保つことや改善することは出来ます。自分の体や心に耳を傾けられる"向き合う時間"を持って、沢山の方が肉体的にも、精神的にも、そして社会的にもバランスの良い状態で在ることを願います。

『健康とは?』
それは、自分の体と心の中に答えがあるのではないでしょうか?




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