イギリスの秋色野菜「ビーツ」で作る副菜
今年の9月は予想外に暖かかったここイギリスも、今月10月に入るとさすがに冷え込み、雨も連日降る典型的なイギリスらしい天気になりました。秋になると道々ドングリやコンカー(conker)という栗ソックリな実、それに松ぼっくりを拾ったりするのが楽しみで、毎年つい集めてしまいます。
色とりどりに変化した葉っぱや樹々を撮るのにも忙しく、キョロキョロしながら歩くので若干怪しい人に。
近所の通り道から
少し遠出した原っぱや
ブドウ農園も、きれいだけどどこか寂しい感は否めない、秋とはそんな季節。
普段作る料理も、季節によって同じ食材でも作りたくなるものが急にガラッと変わったりします。日本ではあまり見かけなく、レシピもボルシチぐらいしか知らなかったビーツ(テンサイ)は、こちらに来たら通年出回っているので珍しかったです。
自然と我が家の食卓にのぼることが多くなったビーツ。夏に作ったのは、その鮮やかな色を活かしてこんなポップな?サラダにしました。
それが最近になって作ったのは、インスタお友達から教えて頂いたキンピラ!ビーツの甘みを活かして味付けは醤油に酒(白ワイン)、プラスお酢というチョッピリ洋風なイギリス版で、ということです。作りながら夏にはトロピカルな色合いだと思っていたムラサキ色が、急に秋っぽい深みのある紫色だなぁ、と思い始め、テーブルコーディネートも自然と秋仕様になりました。
「歯ごたえを残すために、ビーツは太めにカットしました」というのを私も真似たら本当にシャキシャキで、お酢効果もあってサッパリとおいしくできました。
通年出回る食材でも、こんな風にして季節ごとに地場の野菜を普段から楽しんでいます。
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