イギリスのお菓子vol.12「アップルパイで世界パーティーの日」
世界にはいろんな記念日があるもので、今月はイギリスの雑誌を開くなり「世界パーティーの日(World Party Day)」なるものが取り上げられていました。またの名をP-Dayとも言われるこちらの記念日、いったいどんな日なんでしょう。
4月3日はパーティーの日!
世界の記念日について解説、まとめているウェブサイト「National Today」によると、「食べたり飲んだり友人と遊んだり、あるいはただただリラックスしたり」と、思い思いのスタイルで楽しむ日なんだそうです。
これはアメリカの小説家で女優のヴァナ・ボンタ(Vanna Bonta)が書いた『Flight: A Quantum Fiction Novel』という小説のエンディングが、盛大なパーティーで終わることにちなんでいます。世界中で一斉に開かれたという設定のこの日が4月3日だったことから、実生活においても毎年同じ日に「世界中でパーティーをする日」となったそうです。
趣旨にはただお祭り騒ぎをするだけでなく、未来の地球と人類のために世界中の人たちと世界平和について意見交換したり、個人の知恵と資産を持ち寄って、人類のさらなる発展と繁栄を目指すという基本姿勢があります。そのためこの試みは、一般人だけではなく多くの企業や各種団体もこれに賛同し、地球規模での社会現象となりました。ロシアがウクライナに侵攻中の今年はまさに、祈りながらしたいものです。
さぁ、どう祝う?
宗教的な意味合いや政治絡みの思想は一切ないので、「人類の当然の権利」として誰でもこの「パーティー」に参加できます。見知らぬ人同士のイベントに参加するもよし、親友、ペット、そのほか大事な人、あるいはひとりでもよく、参加することに意義があります。
とのことですが、私は家で気楽にティー・パーティー開くことにしました。といっても作るものはわが家の大定番、十八番?であるvol.5で紹介したアップルパイ。まったく同じなのも芸がないのでどうしたものか、と思案していたらナイスなレシピを見つけました。
普段は長方形に広げたパイ生地に、薄切りカットしたリンゴを縦に2段並行して配置しているのですが、今回発見したレシピではこれが正方形の生地、リンゴの切り方はイチョウ切りでした。
このイチョウりんごを綺麗に並べるとアラ不思議、ひと足早い鯉のぼりの鱗のよう♪パーティーらしさを出すために、イギリスのガーデン・パーティー風に三角の旗のような飾りつけ、
を添えてみました。
いかがでしょう。少しはパーティーっぽく見えますか⁈皆さんも「人類の当然の権利」をぜひ行使してみてください。私のインスタ、全然流行ってないんでサリーメイともども、よろしければフォローしてやってください😁