波をとらえる事と濃厚接触者としてできる事
コロナ禍で、皆様、経営状況はいかがでしょうか?
私自身は、都心部の店舗でなく、地方の完全マンツーマン体制ですので、
「激減」という響きのゾーンまでは入ってはおりませんが、
間違っても「絶好調」という事はないです。
現在の5/18時点で、感染者数は減っているものの、
やはり余談はゆるさず、当店も関東圏なので、現時点では
緊急事態宣言中であります。
状況をみては、早期緊急宣言解除とはなっておりますが、
だからといって、これでコロナ禍終了とは誰も思ってはいないはずです。
政府の「新しい生活様式」という提案は出ておりますが、
当然で、第1波まではいかずも、第2波、第3波の可能性は充分に高いわけで、
イメージ的には、株価やダイエットのように、一直線に感染者数が落ちるのではなく、
上下しながらの下降かと思います。
少なくとも、ワクチンが完成して、全世界に供給されるまでは。。
そこまでいくのに、早くても1年~2年は必要でしょう。
ではそのアフターコロナで、元の生活様式に完全に戻れるかというと、
これも察する通り、ありえなくて、
数年あれば、人の習慣とは充分に完成して、
その対策として、テクノロジーやライフスタイルも進化して、
「それ」が当然となるでしょう。
では、今具体的に、美容室ができる事となると、、、
収益が低下してしまったサロンさんは、
いかに即座に3密を避ける体制にできるか。
そして、そのこの後くるコロナ波の手前の、
「景気がやや戻りする瞬間」で消費を抱え込めるか。
だと思います。むしろ、その波をとらえる以外に、
ここ数年の消費下降するタイムゾーンでどうあがいても、
可能性がほぼ無いに近いです。
となれば、この後の「頑張る時」というのは、言うまでもない、
緊急宣言明けとなるのではないでしょうか。
恐らくアフターコロナで、人々のライフスタイルへの価値観は、
この2020年以前と大きく変わると思いますが、
美容室にいたっては、さほど大きく変わらないのではないかと思います。
なぜなら、完全リモートが不可能な業態のひとつだからです。
しかし、自然と3密とは遠ざけようとする意識が働く常識となるはずです。
でも、この3カ月近い自粛の中で、充分に人々は感じる事ができたはずです。
出かけられない、人にあえない、集まれない、
つまらなさ、寂しさ、やるせなさ。。。
その様式の中で、必ずリアルで会うカタチとなる、美容室。
予防は全力で行うものの、濃厚接触者となる責任をもって、
できるものは何か。何がご提供できるか。
私も、まだわかりませんが、既にですが、
さらに「髪を切る」だけではなくなるのは、
確かだと思っております。