値決めは骨組み
前回の記事で、
オープン当初、「値決めで失敗した」と書きました。
近隣の相場に合わせたとも書きましたが、
恐らく多くの経営者さんが同じだと思いますが、
それ以上に、「今までのサロンの価格をそのまま落とし込んだ」
という値決めの理由もあるのではないでしょうか。
私も然りで、オープン前に勤めていたサロン(正確には実家サロン)
の価格のまま、カット価格を基準にスタートいたしました。
当然です。今までのお客様に引き続きいらして頂きたいから。
さらに、
オープン後3カ月は、新しいモノ好きのイノベーター+アーリーアダプター
タイプの方々がいらしてくださいます。
この3カ月でその後の1年の結果の半分は左右される。
と言っても過言ではありません。
一気にいらして下さる「新しいもの好き」の方々がどれほど残ってくださるか。+既存のお客様がどれだけ新店にいらして頂けるか。
これで、オープン後1年は決まります。
新しいのも好きの方は、また新しい店ができれば興味がわきます。
既存のお客様は、従来の雰囲気の方が落ち着くなど感じて、元の店に戻ってしまわれる可能性もあります。
だからこそ、「値決め」が大切なんです。
私は、オープン前後のバタバタで、
その一番肝心な屋台骨となる「値決め」を、
以前の店の価格を変えることなくそのままで行ってしまったのです。
ちなにみ、価格を変更する場合に絶好のタイミングは、
・オープンまたは店内リニューアル時
・スタッフの異動時
・新システム導入時
・税制変更時
などです。
私は、絶好のタイミングのオープン時だというのに、
そのままの価格で行った所、
3カ月は好調でした。しかし。。。
続きは、次回で( ^^) _U~~