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SEKAI NO OWARI、メンバーの魅力(Saori)

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メンバー紹介、次は紅一点のさおりちゃん

Saori(藤崎彩織)…1986年8月13日生まれ、東京都大田区出身

キーボード、ピアノ、アコーディオン、
作詞作曲、最近の自作曲ではボーカルもします。
作家、文筆家としても活躍中。(直木賞ノミネート)

両親と弟二人、近所のお姉さんがピアノ発表会で花束をもらう姿に憧れて5歳からピアノを始める。
音楽系の高校、洗足学園音楽大学ピアノ科卒業。

小学生のころにクラスメートからいじめにあっていたさおりちゃん、
教室でひとりで過ごす時間を紛らわせるために本を読むようになり、読書の楽しさを知ったそうです。

深瀬くんと同じ幼稚園、小学校に通っていたけど、親しくなったのは中学時代。
中学では友達がほしくて仲間になるためヤンキーっぽくなって、
ひとりでハーモニカを吹いてるひとつ上の先輩・深瀬くんに興味を持って、
「友達になって」と声をかけたそうです。

なんじゃその青春漫画みたいな出会いは。

中学時代も友人関係で悩むさおりちゃんに、深瀬くんは
「それはさおりちゃんが悪いよ」
とズバッと指摘したり、
またあるときは、友達がいないことを泣いていたさおりちゃんに
「おまえの居場所は俺が作るから、泣くな」
と言ったそうです。

このエピソードを聞いてドキドキしちゃいました。
こんなこと言われたら恋に落ちないほうがおかしいよ?!

だけど、このころのふたりの関係を雑誌で「恋人」と書いていたこともありましたが、深瀬くんは中学時代に三人彼女がいたという話もあるので、ふたりが恋人関係だったのかどうか真相は不明です。

いろいろな考えや価値観を語ることのできる、深いところでお互いを理解しあえる、そんな存在だったのだろうと思います。

深瀬くん、ナカジン、初代LOVEでバンドをはじめるとき、
どうしてもメンバーが足りなくて
「もうおまえでいいや」と深瀬くんからさおりちゃんをバンドに誘ってセカオワ結成。

さおりちゃんはずっとクラシックをやってきたから、ロックやポップスの弾き方は勝手が違って馴れるまで大変だったみたい。

だけど、セカオワの音楽面、ピアノの名手がいることが強みだと思います。
インディーズ時代の曲だと特に、ピアノでリズムを刻んでたり、激しいピアノの音があったり、ドラムとベースがいない代わりにピアノが大活躍してて、個性的で面白いです。

さおりちゃんは俳優で映像監督の池田大さんと結婚、一児をもうけ、現在第二子を妊娠中です(2024年12月出産予定)

育児をしながら音楽活動を両立していること、音楽活動と文筆業を両立していること、男性メンバー三人が育児に協力を惜しまず(旦那さんも家事や育児を担い)、
それら全て、さおりちゃんの努力や対話力によってつかみとってきたことなんじゃないかなとエッセイ本を読むと伝わってきます。

私なんか、夫や義父母に根回ししたり説得したりすることが面倒くさくて、キャリアを中途半端なままにしてしまった…(楽なほうに怠けたのもあるし)

さおりちゃんが書く歌詞は、女性のエンパワーメントを感じさせるものが多くて、そこも好きなところ。

私よりずっと年下だけど、女性として憧れの存在です。

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