前回の続きです。 今回は、人を責めたり、キレたりするのは、実利という点から言っても、百害あって一利なしなんですよ、ということをお話したいんですが、 まず大前提として、キレる、責める、詰めるという行為は、人間関係においては「攻撃」なんですね。 攻撃されると守りに入るという身体の仕組み。 人間のキレるは、野生動物でいったら、殴る、蹴る、飛びかかる、引っ掻く、噛みつく・・・と同じ。 攻撃なんです。 だから、された側は、どうしても防衛本能が働いてし
前回の続きです。 解決の方向性は、彼の再教育でも、効率の良い返済でも、老後資金を増やすことでも、離婚するしないでもなく、 Aさんが「落ち着いて考えられるようになる」ことです。 え?そんなこと? 凡庸過ぎる?笑 いやいや、侮ることなかれ、これ結構深い話で、「落ち着いて考えられるようになる」の威力は半端ありません。 言ってしまえば、どんなお悩みも、それができなくなってるときに起きるわけですから。 それさえできるようになれば、具体的な行動のアイデアは
今回は、「人がキレるとき何が起きているのか」というお話しをしていくんですが、 パートナーに限らず、子ども、親、その他の家族、恋人、友人、会社の人たち・・・あらゆる人間関係に当てはまるお話です。 そして、自分は違うけれど、近くにイライラしたり、キレやすい人がいるという方にも読んでもらえたらいいなと思っています。 イメージしやすいように具体的な事例を使いたいんですが、今回の事例は、さまざまな過去のご相談を断片的に切り貼りして、エッセンスをぎゅぎゅっと凝縮したフィ
さまざまなご相談を受けます。 人間関係、恋愛、パートナーシップ、親子関係、仕事、お金、健康、自己実現・・・ ひとりひとりの課題は、ごく個人的なものだと思いがちですが、 そこには必ず社会的背景があり、突き詰めると社会全体(日本全体)の課題だとも言えます。 だから、世の中で起きていることを知り、一般的な解決の流れを理解しておくことはとても大切なことなんですが、 かといって、わたしには個別具体的な解決策をひとつひとつ明示することはできません。 本当に月並みで申し
セッションの感想をいただきました。 ご了承を得てご紹介します。 −−−−−ここから−−−−− 困っている人や苦しそうな人を見ると 自分が何とかしなきゃいけないと思ってしまう。 誰かが傷ついたり嫌な思いをするなら 自分が嫌な思いをすればいいと思い、 仕事も家族の問題も1人で抱え込んでしまう。 ずーっと自己犠牲してるな。 いい加減自己犠牲やめたいなと思い 今回セッションを受ける事にしました。 ワークを進める中で気付いたのが、 困った人を見ると考えるよりも
結局、 今ここ、なんですよね。 今ここ。 過去の後悔でもなく、 未来への不安でもなく、 今ここ。 今ここの安心、リラックス。 幸せ、安らぎ、平和。 完全なる自己受容。 身体の温かさ、 神秘、完璧さへの畏怖。 (人間の思う都合の良い完璧さではない) 外側の人や状況、環境、 人工物は一切関係のない、 生命の尊厳。 全体性。 それが小さな意識である 「わたし」の根源であって、 探し求めていたもの。 実はすごくシンプルな話で、 過去の後悔、 未来へ