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《イギリス大学院留学記🇬🇧》エディンバラで人生のThird Placeを探している
私は習い事が大好きで、社会人になってから、書道・ヨガ・ボールペン字・カレー・ピラティス・カリグラフィ・英会話・韓国語と、習い事をしてなかった時がほぼないくらい、習い事に狂っていました。1回きりだったけどタップダンスとK-popダンスとボイストレーニングもいきました。爆
一番長く続いたのは韓国語教室で3年。一番ユニークだったのはカレーの学校だと思います。カレーの学校は、社会人5年目のダウナー期の私を救ってくれたのでとっても感謝しています!
そして今、エディンバラに来て1ヶ月半というのに、習い事欲に駆られています。
自分は新しいことを習うのが好きなんだと思ってたのですが、こっちに来て気づいたのは、習いごとは人生の”サード・プレイス”だからだったのだと思います。
社会人になってからの3年間は、仕事にどっぷり、ひったひたに浸かっておりました。平日は朝から晩、時には朝まで働き、プライベートでも仕事の話になり、新しい人と会っても「どこで働いてるの?」という会話になり、自分=会社になっていました。
自分を見失いそうになっていた時、藤原先生の本を読み、自分がしんどいのは、自分の世界が1つしかないからだと気づきました。
(人生が停滞すると決まっていい本に出会えるから不思議)
本の中で印象的だったのは、イスは、脚が2本では立たない、3本で初めて立つという話です。イスをメタファーに、人生においても3つ得意なことを持っていると、他人と差別化できて働きやすくなるいう内容の本でした。
私はこの本を、人生において3つの顔を持っていると生きるのが楽になる、と解釈しました。そして、とにかく新しいコミュニティを探そう!と思い、当時カレーにハマっていたので、カレーコミュニティを探してカレーの学校に行き着いたのです。
カレーの学校は、カレー好きしか集まっておらず、カレーの話しかしない不思議な場所でした。誰も私を詮索しないし、仕事の話もしないし、プライベートなことも聞かれないし、”カレーが好き”だということだけでみんなが繋がっている空間でした。(なんかカルトっぽく聞こえるけど決してそうではありません笑)
働いている時の自分とは違う、もう一つの”顔”を持つことで、そこが仕事の息抜き場となり、生きるのが少し楽になりました。この経験から、自然と習い事の場を人生のサードプレイスとインプットするようになったのだと思います。
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エディンバラに来て最初の頃は、毎日が新しいことだらけで、ウェルカムイベントや勉強について行くのに必死で、でも刺激的でやる気に満ち溢れていました。ところがどっこい。こちらの暮らしに馴染んできた今、若干バーンアウト気味になっております。私だけじゃなくてクラスメイトたちも体調不良者が続出。。季節の変わり目も相まってみんな疲れている。
バーンアウトの理由は、もしかして今、学生の顔しか持っていないんじゃない!?と思ったのです。 3本どころか1本足で立とうとしている・・・こりゃいかんので、学校と寮以外の居場所を探しています。
やはり思いつくのは習い事。社会人の習い事はお金がかかるので、初めは学校のサークルを探していたのですが・・・皆さんとっても若くって。それに学校ではないつながりを探したいので、お金をかけてでも習い事を始めようかと検討中。noteで紹介できる日が来ることを祈って、サードプレイス探しを始めることにします。
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