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小牧野遺跡@青森市(2024年7月)

青森の縄文遺跡と言えば「三内丸山遺跡」が有名だが、市内中心部から車で30分程の場所に「小牧野遺跡」という遺跡がある事を最近知った。

三内丸山遺跡は集落の遺跡だが、小牧野遺跡は環状列石(ストーンサークル)がある儀式の場所だったらしい。

7月平日に行ったら、ほぼ人がいなくて、案内所の女性が、お客さんを待ってました、とばかりに笑顔で迎えてくれた。

青森市では、新しい駅ビルに「ジョモジョモ」という遺跡案内所が出来たし、近年、東北地方各地で遺跡が発掘されて、それぞれ観光地としてアピールされている。

遺跡を見ながら数千年前に想いを馳せるのはロマンがある。小牧野遺跡の環状列石だって、手入れされているとは言え、大きな破損や亀裂もなく、とても綺麗に残っていることが驚きだ。

とは言え、あちこちに遺跡があり過ぎると、観光という点では、希少価値が減ってしまうのでは。でも、メガソーラーや風力発電の巨大風車が設置される事に比べれば、周辺の自然が保全されるし、地域の誇りに繋がって良いのかもしれない。

縄文の学び舎・小牧野館(平成24年に閉校になった旧野沢小学校校舎)
案内所(円形の建物。女性がお一人でお仕事されていた)
熊出没の看板。明るい時間帯は大丈夫だと思うけど、
不安だったら、複数人で行った方がいいかも。
一面の小さな黄色い花が可愛らしい(ブタナだったかな?)
環状列石。手作りの看板がいい味出してる。
結構大きな円形。航空写真であれば、全体像が分かりやすいのかも。
森と草原とベンチ。数千年前はもっと森に囲まれていたんだろうな。