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気にしろ(豪速球)
やはり昨日の記事は個人的にそーとー引っかかってる模様。
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貴方が何かプラモデルや「模型」を作るに当たり、必ずや良い結果を出す秘訣を教えよう。芸事万事に通じる要訣であり、奥義の第一段階……史上最強の弟子ケンイチで言うなら「流水制空圏」みたいなもんだ。
とりあえず些細な事を気にしろ
「気付かないと上達しようが無い」のだ。粗が気になりそれを処理するという流れが必ず自分の技や審美眼を鍛える。先ずはこまけートコを徹底的に気にする。何なら「直さなくても良い」から未来の自分に対する宿題だと思い粗を探せ。
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前にも書いたが、技術は必ず「粗を見つける」部分から発展する。どんだけ上手くなっても必ず粗は見えてしまうものだ。余りに粗が多過ぎてどっかの文豪みたいに入水自殺したくなったりするかもしれないが、
これを上手く処理できるまでは死ねぬ!
と思って生きるが良い。水浴びしてる場合か。粗だらけの下手っぴな作品残して死ねるかよ。せめて一つ満足できる作品残すまで死んではいかん……まぁ、そんな事考え出したら未来永劫生き続けねばならないのだが(満足できる頃には目が鍛えられてやはり満足できなくなるのだ)
この先に「解像度上げ過ぎ問題」と言うものが出てきて「モデルとしての適切な解像度」に考えが至り、そんな域に達しながらも余人から見ると高精細過ぎるとかになる訳で……いやぁ、修行に果てなしとはけだし名言ですなぁ。
トランペッターが自分の出す音に満足できる日は来るだろうか? バレリーナは来る日も来る日も手足の角度やターンの優雅さを追い求め、空手家は毎日のように拳の握りを確かめる。彼らは常に自分の技を気にするのだ。気にして気にしてハゲ散らかした後に達人となり、達人になってもまだこまけー所を気にするから達人になれたのよ。これでヨシ!からは更なる飛躍は生まれない。気にしろ、病的に気にしろ。そしてそれが病的である事を自覚した上で更に気にしろ。
全ての創作物の背後には必ず哲理が介在し、その哲理の確かさが作品の質を決めて行く。
ジムカスタムの脛問題に関しては……私は丹念に構造確認したり、なんでこーなったかを仔細に考察したりしている。つうか「あれ?どっちだっけ?」で検索したら作例が間違ってるのまで見つけ出してしまった。
なんで素組みでちゃんとやってるのに完成状態で左右間違えるだよ……
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メーカー側すら間違う。そして間違いに気付かず恥を晒してしまう。一億総鈍感時代と言えなくも無い。だからこそ拘り、仔細に見て「一歩前に行こう」
……組み立て説明書しっかり読む程度の事が何故出来ないンゴ……ここで「あれ? おかしくね?」と思えないようでは上達はねーですよ?
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