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#6通所介護の基本報酬について〜施設基準(規模・時間)〜

こんにちは
tatsuyaです。

 今回から通所介護(デイサービス)について、具体的に掘り下げていきたいと思います。
 まずは【通所介護の基本報酬について】です。

 まとめていくと、通所介護のだけでも結構な情報量になってしまいそうだったので、2回に分けて整理していきたいと思います。

 初めは、施設基準の中でも、
規模」と「時間」について整理してみました。



1.規模について

 まずは、規模についてです。通所介護施設の基準として現在4つのタイプがあります。

地域密着型(小規模)事業所
 利用定員18人以下/日

通常規模
 延べ利用者数 750人以内/月

(週6日営業している場合、1日30人程度)
(週5日営業している場合、1日37人程度)

大規模(Ⅰ)事業所
 延べ利用者数 750人〜900人以内/月

(週6日営業している場合、1日32人程度)
(週5日営業している場合、1日40人程度)

大規模(Ⅱ)事業所
 延べ利用者数 900人以上 /月

(週6日営業している場合、1日36人以上)
(週5日営業している場合、1日45人以上)


2.時間帯

 次に時間帯です。時間帯は、6つに分けられています。

①3時間〜4時間未満(例;9時-12時)

②4時間〜5時間未満(例;9時-13時)

③5時間〜6時間未満(例;9時-14時)

④6時間〜7時間未満(例;9時-15時)

⑤7時間〜8時間未満(例;9時-16時)

⑥8時間〜9時間未満(例;9時-17時)

※この時間に送迎時間は含まないことになっています。

3.報酬単価

⭐︎規模は少人数型>大規模
(少人数のほうが個別対応できやすいため)

⭐︎時間は短時間<長時間
(長時間の方が長くケアが必要なため)

⭐︎介護度は低い<高い
(介護度が高い方がケアが必要になるため)

 【小規模】で【長時間】で【介護度が高い】ことが最も介護報酬が高くなるということになりますね。

 通所介護だけでも細かく分類されており、それぞれで報酬単位が異なるため利用する側も運営する側も把握するのが大変ですね。
 逆に考えると細かく分類されていることは、個人の状況に合わせて利用状況を変更できるとも捉えることができるので、制度を理解して、利用者に合わせたサービスを提供できるようにしていきたいですね。

4.まとめ

1.通所介護の規模は、4タイプある。
2.通所介護の時間帯は、6タイプある。
3.報酬単価は、介護度が高い方小規模事業所長時間利用した場合、最も介護報酬が高くなる。

以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
次回は「通所介護の基本報酬について 施設基準(人員・物)」を整理していきたいと思います。
ではまた。

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tatsuya@(通所介護×介護報酬)/理学療法士
「制度に関して興味がでた」「介護保険をもっと知ってみたい」と思っていただけましたらサポートをして頂けるとありがたいです! 今後も介護報酬の改定が施設にとって少しでもプラスになるように継続して行なっていきたいと思いますのでよろしくお願いします!