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139日目 危機一髪!想い出の小樽弁当

先日用事があり小樽に行った。そこで小樽土産?をいくらか買い、今日はそれらを中心とした弁当にしてみた。

①日の丸弁当
②しそ昆布佃煮
③ヤン衆まるごとニシン
④さつまいもの煮物
⑤串だんご2種(ごま、しょうゆ)
補食(朝起きれないので)としてカリカリ梅としそ昆布のおにぎり。温かいほうじ茶を入れる。

娘だが、「ヤン衆まるごとニシン」が美味しかったそう。ちょっと意外。だが、スキー学習の説明会が長くあり、あんまり食べられなかったそう。
で、「ヤン衆って何?」
調べたらニシン漁の時期に番屋に集まってくる季節労働者たちを指しており、ゴールデンカムイの辺見和雄もいろんな漁場を転々としていたヤン衆も一人だったようです。
喜んでくれたのは良かったのだけど。
今日、仕事の帰りに最寄りスーパーに寄ったら。なんと「ヤン衆まるごとニシン」が売ってた…まあ札幌と小樽は隣町だからそういうこともあるか…。

さて、小樽にゆく途中でのことである。JRで行ったのだが途中キュッと腹部に軽い違和感を感じた。
そんなすごく痛い、わけではない。でもなんか落ち着かない。切符代がちょっと勿体ない気もするが、心配だから一度降りてトイレに行くか。でも…。ん?大丈夫かな?違和感自体にも波があるものだから、迷っているうちに「手稲駅」(札幌〜小樽間で多分一番大きな駅)は過ぎてしまった。
その間にも、ゆっくりではあるが腹が痛くなってる気がする。結局次の駅で降りた。
が。降りてびっくり。そこは「無人駅」であった…。

ヤバい。いきなり焦り出す。無人駅なので降りたらすぐ外。コンビニやスーパーなどないか辺りを見渡すが、全く見えない。というか、駅前にコンビニやらスーパーがあり多少なりとも栄えていれば、無人駅にはなっていないだろう。ひー困った。

きょろきょろしてたら、遠くに広い場所、公園らしいのが見えた。大きそうだしここならトイレもありそうだ。
普段公園のトイレなんて全く利用したことないのだが。他に選択肢もないので公園にまっしぐらに向かった。
落葉した木が何本か植えてありその先に、トイレがあり近づいて。さらに汗がドッと吹き出た。トイレには入り口に板が打ち付けてあり、
「冬季間使用できません」と書いてあった…。

確かに北海道、というか雪国のトイレは冬季間使用できない。というか公園自体除雪されないので、トイレなんて雪に埋まり、たどり着けもしないのだ。さすがに真冬に公園のトイレなんか使わないよ!ってか、
「まだ冬じゃないでしょうが!!」
「北の国から」で田中邦衛が「子どもがまだ食ってる途中でしょうが!」とラーメン屋に怒るみたいな口調でわたしは叫びそうになった。どうする。背に腹は変えられない。もういっそこのトイレの陰で…とよからぬことを考えた瞬間、公園の脇にをトラックが止まり、運ちゃんが降りて来た。

運ちゃんは、目の前を通り過ぎ、トイレに向かうも、板に書かれている文字を見て戻っていった。
「ちょっ!ちょっとすいません!」
逃すまじと声を掛ける。
「この辺にコンビニないでしょうかね」
不審者と思われないよう、ちょっと遠慮がちに言うも、場所が場所なので、コンビニに行きたい理由はおそらくバレバレ、運ちゃんは快く教えてくれ、わたしも速攻教えてもらった道を進んだ。一目散、である。

で、事なきを得たが。まだ無人駅って札幌市内にもあったとは。ちょっと遠出をする時には気をつけなくては、と思った。
思ったが、喉元過ぎれば、とやらで小樽ではそれなりに楽しんで、土産も買って来たのでめでたしめでたし…?なのかもしれない。

これが例のブツです。

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