くろち@闇落ち系自動車検査員

年間5000台以上の中古車の検査員をしているおっさん。車両の状態や修復歴の有無などを1台1台チェックしています。 中古車を探している方の手助け、修復歴の有無で揉めている、現役検査員の向けの情報などアップしていきます。

くろち@闇落ち系自動車検査員

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最近の記事

純正パネル・修復歴事例 プリウス ZVW30系

コメント流通数が多く価格も手ごろな30系プリウス。 個人的には名車だと思っている。 純正状態 リアフロア 修復歴有り リアフロア① リアフロア損傷 修復有り エンドパネル交換 エンドパネルは交換 リアフロアは押されたことによる損傷。 ゴム製グロメットの周辺にシワがよっている。 ②リアフロア リアフロア修正 エンドパネル交換 黄色のマーキング部分は修正。 純正と比べパッと見で色が違う。

    • 修復歴事例 スペーシアカスタム MK32S 無料記事

      コメント無し。MK42Sも同じ形状のはずです。 後ろ回りリアフロア修正→修復歴有り これはわかりやすい例 いつも通りさくっと検査を進めていましたが遭遇しました。 検査では各ボルトの頭もチェックしていくのですが、これだけ説明不要な状態はありません(笑) ボルトの塗料が削れています。新車状態ではこうはなりません。 この時点でボルトを回していることは確定。 普通であればボルトを回す必要はありませんので「何かしらの事情」で脱着なりをしたことが考えられます。 普通なら事故等に

      • 純正パネル・修復歴事例 N-BOX JF1 JF2

        コメント今でも大人気のN-BOX。 中古車市場でかなりの台数が流通していますが、修復歴がそこそこ高い印象です。中古車購入の際はカーセンサー認定やグー鑑定などの外部機関が検査してコンディションがある程度わかる車両がおすすめです。 後ろ側エンドパネルorリアインナーパネルorリアフロア純正 NBOXに限らず、箱型形状の車両はリアゲート(バックドア)の交換率が高め。リアゲート交換だけでは修復歴有りにはなりません。 下の写真の赤文字で「リアインナー」の部分はオークション会場や

        • 純正パネル・修復歴事例 ライフ JC1 JC2

          コメント 古い車両なのであまり需要はないかもしれませんが・・・。 データが増え次第、随時更新します。 現行のホンダの軽自動車もフロント周りの形状は大きく変わりません。 軽く縁石にぶつけただけで修復歴有りとなる可能性が高いので要注意。 前回りフロントインナーパネル比較 ・左フロントインナーパネル 純正状態

          ¥100

          自動車の修復歴とは?修復歴≠事故歴

          修復歴という判るようで判らない単語中古自動車の流通現場では一つの大きな状態の指標としている「修復歴」。 実際には中古車屋のスタッフでもよく理解していないことも多く、一般消費者ならなおさら理解できないと思います。 修復歴≠事故歴 よく一般ユーザーの中古車の売買では事故歴はあるの?という話がでてきますが厳密には「事故歴」という定義はありません。プライスボードにも事故歴という言葉は書いていないはずです。その変わりに必ずと言っていいほど表示されているのは「修復歴」というものです

          自動車の修復歴とは?修復歴≠事故歴

          自己紹介

          自己紹介昭和生まれ平成育ちの所謂ゆとり世代のおっさんです。 趣味は酒を飲みながら料理。 経歴カーディテイラーが15年 今も現役 自動車検査員5年 今も現役 フリーターとして寿司屋で4年働いていた時期も。 ガソリンスタンドや灯油配達。 屋根の葺き替えをしていたことも。 なお高卒。底辺。 今後の執筆する記事の予定・自動車検査員としての道具の比較 ・修復歴の定義について ・実際に現場で遭遇した修復歴車両や純正車両の比較 などを執筆予定。 基本的には低額な有料記事にしてい