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今日の夢の中のおはなし
多分、朝方みた夢。
なかなかリアルで、でも非現実的で不気味な夢だった。
そして、起きたときは寝ていたのに疲れていた。
海外のような大きなスーパーにいた。
行ったことのない土地の初めての場所だった。
最初は父と一緒にいた。
他にお客様さんはいない。
店員さんがぽつぽつといるだけ。
夜ごはんを買いに行っていた。
おかずやお菓子を選んでいるのだが、父が乗り気ではない。
普段はそんなことなく、お菓子が好きな私たちはノリノリで買い物をするから明らかにいつもと違う父に違和感をもっていた。
父はずっと暗くて、常に斜め下をみていた。
そして私は気づいた。
あ、そうか。父は鬱なんだ、と。
少し悲しかったけど、冷静だった。
まるで知っていたかのような、でも夢の中では今知っていた。
気づけば隣は友だちに変わっていた。
最近帰省していて会ったばかりの親友だった。
親友も鬱になっていた。
ずっと苦しそうで、暗かった。
まるで崖っぷちに立っていて、落ちるところに足を踏み出そうとしているような雰囲気。
そんな中でも私は客観的にその子をみていた。
特に何も言わず、何もせずにスーパーの中を歩いていた。
すると店員さんたちがザワザワしだした。
親友も何かを察したように少し動揺していたが、諦めているような感じもあった。
噂によると店内に並べてあった商品をあちこちに隠したらしい。
どうやら犯人は親友。
店員さんもそれは知っているみたい。
私は知らなかったけど知っていた、そんな感情になっていた。
出口のレジ付近には警察も来ていた。
なぜか海外の警察のような制服を着た日本人?の警察官たちがいた。
親友は悪気があってやった訳ではないらしい。
しかし、素直に警察官の方へ歩いて行った。
店員たちもそれを誘導する。
私は一度その場から離れ、スーパーの中を巡回していたが、ふと折り返し親友を追った。
親友は連れて行かれているところだった。
そこで急に親友から知らないおばさんに変わっていた。
しかし、夢の中の私の感情は変わっていなかった。
悲しいような、悔しいような、苦しいような、、、
言い表せないモヤモヤした感情。
舞台であるスーパーは変わっていなかった。
私の隣にいる人は変わっていた。
隣にいる人が違っている意識はあったが、その人に向ける感情は常に一緒だった。
そこからの記憶はない。
多分、ここで目が覚めた。
起きたときはどっと疲れていた。
あー、怖かった。なんか嫌だった。
今日の夢。
人に言いたくないような、知られたくないような景色だった。
でも、一人では抱えきれないような、黙っていたら爆発しそうな、不安と恐怖心もあった。
だからここにちょっと書いてみた。