好きの矛先
私の趣味は読書と映画鑑賞と音楽です。今の所、全て受け取る側ですが。
読書でいうと、村上春樹と夏目漱石が特に好きです。
ハルキの小説では「ノルウェイの森」、漱石では、「虞美人草」がお気に入りです。
ノルウェイの森のまるで自分が暗く冷たい森に迷ってしまっているような、抜けられない沼にハマっている感覚は筆舌に尽くし難く、ここでしか得られない何かがあるように思えます。
映画鑑賞でいうと、「ジョーカー」と「ディア・ファミリー」が好きです。
ジョーカーの「狂っているのは僕か、それともこの世界か」というセリフからは、主人公の自分と世界の齟齬から生まれる孤独感みたいなモノがあまりにも痛々しく感じられ心にくるモノがありました。
音楽では、圧倒的にMrs. GREEN APPLEが好きです。
6年前辺りから好きなのですが、明るい曲調に反して暗めな歌詞のギャップみたいなモノがハマります。私からみて、ボーカルの大森元貴の井戸の底のように暗く孤独な場所まで落ち、精神を削りながら作曲する所はあまりにもシンガーソングライターとして、人に何かを与える人として尊敬してしまいます。
誰かを救う、言葉にしてみると大きく見えますが、実際は何気無い一言や、さりげない優しさで救われるなとよく感じます。
将来は人になにかを与えれるような小説を描きたい。