怖い話【 日本の闇 】
※ 初めてのお読みの方は【はじめに】をお読みください。
みんなは、世界的に見て日本人は礼儀正しいと思いませんか?
それはどうしてかを、お話します。
他の国では、戦争や食べ物がないために子どもが亡くなっている。
日本には戦争や食べ物がないなんて状況はないが、実際に子どもがいなくなる。
みんなが中学生から高校生になるタイミングです。
子どもの中には言葉が乱暴だったり、実際に暴力をふるって相手にケガをさせる、大人も手がつけられない子供がいる。
そんな子供でも、親が「私たちがなんとかします。」と言ってくれるならOK。
しかし、「もう手に負えません。」と親が見放してしまった子供は、とある高校に入学させらる。
入学式の当日、とある駅に行きなさいと親から言われる。
その駅に着くと、1台のバスが止まっていて、「〇〇高校入学の方、こちらでーす。」と言ってバスの中に案内される。
40人ほどの子どもバスに乗ったら出発する。
でも、〇〇高校なんて実際は存在しない。
バスはそのまま港に行く。
港に着くと、バスの中に睡眠ガスが噴射して、みんなは眠りにつく。
そのまま船に運び込まれる。
着いた先は、遠く離れた無人島。
そこに一つだけ、コンクリートの建物があり、みんなはそこで目を覚ます。
全員が目を覚ますと、そこにいる大人からこう言われる。
「これからみなさんに、殺し合いをしていただきます。」
不良な子どもはいらないと言う事。
そのまま殺せばいいじゃないかと思うかもしれないけど、大人だって子供を殺したいわけじゃない。
大人だって人を殺すのは嫌だ。
だったら、どうせ死ぬやつらどうしで殺し合ってもらえばいいじゃないか、という法律がある。
次にこう言われる。
「最後の一人になった人だけ、日本に帰ることができます。ルールはそれだけです。何をやっても構いません。」
そして、中の見えない袋をそれぞれに渡される。
「この建物を出たら袋の中身を確認してください。そして殺し合いを始めて下さい。」
一人ひとり順番に袋を手に持って建物を出て行く。
袋の中身は相手を殺すための武器。
ナイフ、包丁もあれば手りゅう弾や拳銃もある。
銃だと有利かと思うかもしれないが、弾は6発しか入ってない。
全員殺すには全く足りない。
しかし40人のだいたい半分くらいは、パニックになって袋の中の武器で自殺するらしい。
残りの半分が、日本に帰るために殺し合う。
ほとんどの場合、最後はナイフでの刺し合いになる。
そして最後の一人が決まる。しかし、生き残ったとしてもナイフの刺し合いをして無事なはずがない。
片手が無かったり、足を刺されたりしている。
出血多量でその島でそのまま死ぬか、帰りの船の中で死んでしまうことも多い。
幸運にも日本に帰ってくることができても、決してこのことを話したりしないらしい。
思い出したくないし、あんな状況に二度と合いたくないと思い、礼儀正しい良い子がひとり出来上がる。
これが世界的にも日本人が礼儀正しいと言われる理由。
日本の裏の闇のお話でした。
おしまい
【 元ネタ:高見広春氏「バトル・ロワイヤル」より 】
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