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TF2 鉄拳について

チームフォートレス2のクソ戦術について


鉄拳とは?

~誰でもわかる鉄拳の使い方~
①ヘビーに肉(Buffalo Steak Sandvich)と鉄拳(Fists of Steel)を持たせる

②肉を食う
味方から最も注目される瞬間 鉄拳の醍醐味の一つ

あまりの異様っぷりに味方から遠目に見られるヘビー


あまりの神々しさに敬礼されるヘビー

③敵をぶつ

相手は死ぬ

これが鉄拳です。

特徴

・圧倒的瞬間火力
リロードいらず、1発95ダメージの攻撃が襲い掛かります。
ほとんどのクラスは2発で倒れ、近接武器特有の高いランダムクリッツ率によりほとんどの敵を1発で倒す可能性を秘めています。

・Fists of Steelによる防御力
ノーチャージヘッドショットは余裕で耐えます。ヘッドショットされてもなお突進してくるヘビーはスナイパーにとって恐怖以外の何物でもありません。

・裏どりしやすい
個人的鉄拳を使う最大の利点
高耐久かつスナイパーに有利であることで、必然的に敵スナイパーがいる場所、つまり敵陣地の奥に辿り着きやすいです。道中で敵に撃たれても防御力が高くなかなか死なないので、強引にスナイパーを倒しましょう。大抵敵は諦めます。そして敵スナイパーがいる場所には大抵ヘルスパックが置いているので回復ができます。その後は追ってきた敵を倒し、リス狩りなり、背後からの奇襲なり、好きなことができます。

・ヘビーとの弱点の補い合い
ヘビーが苦手な敵(デモ、スナ)に対して鉄拳は有利で鉄拳が苦手な敵(パイロ、デモナイト、etc)に対してはヘビーが有利。
相性の相互補完が出来る鉄拳は理論上殆どのクラスに対して有利であり、実質1人で2つ分のクラス役割を持てることになります。

・目立つ
敵味方問わず目立ちます。
肉を食っていると大抵「Heavy is spy!」と呼ばれます。(私は「Yes.」と返します。鉄拳使いと戦犯は同義だからです。)
たまに触発された同志が現れたり。

肉デブさまふたり

たまに引き撃ちしとけば勝てるはずだった敵が近接武器に持ち変えて勝負をしかけることもあります。
(試合に勝ちたかったらやめときましょう。
近づくのはハイリスクハイリターン 遠のくのはローリスクハイリターンです)

その後

使用する武器

①Buffalo Steak Sandvich

効果発動中は全ての与ダメージがミニクリティカル
効果発動中は全ての被ダメージが 25% 上昇
効果は15秒間持続する
サブ攻撃キーで目の前に投げ、他プレイヤーが取るとヘルス 50% 回復
効果発動中は移動速度 +35%
効果発動中は近接武器しか使えない  
(Team Fortress WIKIより)

近接攻撃を強化し、足を速くする代わりにもろくなり近接武器しか使えなくなります。自ら接近戦をしにいく=敵に辿り着くまでの被ダメージを受ける、 というのがTF2の一般常識であり、ただでさえ的がでかいヘビーが近づきにいくと被ダメ増加により300あったヘルスが溶け去ります。

しかしヘルスパック中を生成する能力は Sandvichと変わりなく、メディックがいてヘルス回復の必要がない場合は Sandvichよりも役割を持てることがあります。

②Fists of Steel

使用中に、遠隔攻撃による被ダメージ -40%
武器切り替えを 20% 延長
使用中、近接攻撃による被ダメージ +100%  (Team Fortress WIKIより)

Buffalo Steak Sandvichの「効果発動中は全ての被ダメージが 25% 上昇」を打ち消して余りある遠距離攻撃耐性 そして25%が気にならないほどの近接攻撃耐性の無さを生み出します。(200%)
相手が近接武器武器を取り出さないかぎりかなりの打たれ強さを発揮します。取り出されたら死です。

③お好みのプライマリ

Fists of Steelには武器切り替え速度低下があるのでTomislavがおすすめです。
消音機能で裏どり後もばれにくいですし。

味方メディックに絶望を与えるならThe Brass Beast
で。

クラス別戦略

①スカウト

戦略も何も、ありません。射程外から蹂躙されるのみです。勝つつもりなら室内で機を狙い出会い頭のチャンスを逃さないようにしましょう。

②ソルジャー

割と有利な対面です。交戦中であるなら残弾全て打ち込んでも死なないほどの体力ソルジャーより高い素早さにより、大抵勝てます。お互いランクリ1発では死なないこと、体力満タンだと非クリッツパンチ3発必要なことに注意。近づくことでロケランの自傷ダメージも狙えます。
・ロケランのノックバックについて
上手く使えば敵の方に吹っ飛ぶことがあります。
ジャンプでロケットを飛び越えると運が良ければ背後の足元で爆発し、敵目掛けて吹っ飛びます。

Disciplinary Action(鞭)について
鉄拳の天敵の1つ。射程が長すぎる近接武器。こちらの射程内に入ったころには2回殴られて死ぬ。0勝n敗。出会ったら逃げろ。

③パイロ

エアブラストしてきたらどうしようもないです。
逃げ帰りましょう。ただ、エアブラストで距離を離してくる分、接敵した後の生存率はそこまで悪くないです。たまに別の敵の方に吹き飛ばしてくれるパイロもいます。存分に利用しましょう。体感ですが、パイロは火炎放射器を持っている分近接攻撃をしてくる人が少ないです。(斧コンを狙う人はごく稀にしかいません。)そして相手がエアブラストをしてこない初心者の場合、楽に倒せます。

Phlogistinator について
これを持っているパイロはエアブラストができないので積極的に倒しにいきましょう。殴ろうとするとMmmphゲージを解放してくる者もいます。背後にまわって無敵タウントが終わった瞬間殴りましょう。敵のクリティカルで死ぬより早く相手が死ぬ可能性があります。どうせ逃げても追いつかれます。やられる前に1発かましましょう。

④デモマン

有利です。グレランを避けつつ懐に入り込めば相手はなすすべなくやられます。パイプを4発喰らわないと死なない鉄拳をリロード無しで殺すには相当な腕が必要です。リロードの隙に殴りかかりましょう。もっともそこそこ経験があるデモマンはそこで近接武器を取り出してきますが。ソルジャーと同じくグレランの自傷ダメージを狙えます。

・粘着爆弾について
もしヘルスに余裕があって1個しか置かれていないなら踏んでみましょう。
相手の起爆しだいでは爆発による大ジャンプからの奇襲が可能です。2個以上置かれていたら体力的にきついので避けましょう。

・デモナイトについて
不利です。しかし勝つこともあります。デモナイトは大抵ランクリのない長剣をもっています。つまり肉と鉄拳のの被ダメージ上昇込みで1発約160の固定ダメージ。2発目で死にます。この条件は相手にとっても同じでハーフ座頭市やアイランダーの体力上昇がない限りこちらも95ダメージのパンチ2発で大抵倒せます。両者密着することができた場合、長剣による攻撃速度の低下でこちらが先に2発叩きこめます。理論上。チャージ突進は知らん。
ミニガンに切り替えたら大抵勝てます。

⑤ヘビー

喧嘩は売らないのが吉です。スピンアップ中のヘビーに殴りかかろうとして気付かれたら最後、ネガティブコマンドを言い残す間も無く死にます。スピンアップ準備前に不意をつき、運が良ければ勝てます。ショットガン持ちファットスカウトには有利です。

・同業者について(Boxer,鉄拳使いなど)
相手も鉄拳を使わない限りめっちゃ不利です。相手のパンチがこちらのパンチより2倍も痛いです。よく
2fortでヘビー達のボクシング大会が行われることがありますが、鉄拳を使っているとすぐ負けます。そんなことがあったらすぐ別の拳に取り替えましょう。

⑥エンジ、メディ、スナ

基本奴らは鉄拳を破るほどの火力を持っていません。その分よく近接武器を取り出してきます。へたなソルジャーより手強いです。まずメディックに逃げられたら追いつけません。シリンダーガンで引き撃ちされて死にます。スナイパーはジャラテによる最後っ屁がキツイです。Widowmakerをもったうまいバトルエンジには余裕で負けられます。ただ奴らはもろいです。最後に勝つのは筋力であることを示しましょう。

⑦スパイ

鉄拳はメディックと同じくらいスパイチェックしやすいです。何故なら鉄拳は単純な仕事しかしないのでスパイに気を回す余裕があるからです。トリックスタブができるスパイにはなすすべもなく殺られますが、逆にできないスパイとのタイマンにはめっぽう強いです。リボルバーで引き撃ちされた時の勝率はかなり悪いです。見切りをつけましょう。デットリンガーに気をつけて。

クラス共通対策

・1人だけを執拗に狙う
二兎追うものは一兎も得ず。いくら1発95ダメージだからといって、1発だけ殴って退散するのは論外です。道連れになっても相手を殺す仕事が鉄拳です。1人に張り付いて殴り続けましょう。

・肉を喰うときは壁に背中をつける
スパイに刺される確率が減ります。刺そうとして失敗したスパイを返り討ちにすることや、刺すことを諦めたスパイがリボルバーで殺そうとして執行猶予をくれる事が多々あります。この掟を守らず散った同胞たちは数知れず。

・不意打ちをする
最もスタンダードな不意打ち方法は曲がり角を曲がったフリ→敵を引きつけて強襲、です。パイロやスカウトなどの不利なクラスに逆転できる唯一の方法がこれです。他の不意打ち方法には高低差を活かした上からの襲撃や、物陰に隠れ背後から忍び寄る方法などがあります。マップと相談して決めましょう。

活躍する状況

室内の狭い通路で本領を発揮します。至近距離でバッタリ出くわす、という鉄拳にとって最も理想的な展開に持ち込みやすく、純粋なダメージレースでは最強格の鉄拳の独占場にすることができるからです。
また1対1では強さを発揮出来ません。デコイとしての役割も持つヘビーは味方が居てこそです。その為混戦中の敵に奇襲するゲリラ戦法が最もキルしやすい鉄拳の使い方だと思います。

基本交戦中の敵でないと不意打ちはできないです。
交戦中ならソルジャーやデモマンの残弾が減り、ケンカ売っても死ぬ確率がだいぶ減ります。
交戦中の敵を漁夫ることを意識しましょう。そうじゃないとまともにキルとれんです。

それと先述した裏どりもかなり強いです。足が遅いヘビーが裏どり出来るわけない、と考えている輩を驚かせましょう。

終わりに

なんだかんだ書いてきたけど騙されんなよ!鉄拳は弱いぞ!必要なのは気力と初心者に当たるマッチング運と勝ちにこだわらずクソプを続ける愛武器心です。tf2民の心に鉄拳あれ。



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