女の敵は女
とまあ、タイトルにもあるようにひとつ書いてみようかと。
『女の敵は女』って言葉をご存じですか?
読んで字のごとくものだが、女同士は時として足を引っ張っりあうことがある、というものだ。
そう感じざるを得ないのは今の職場に異動してからだ。
仕事の出来ないとある先輩女性と、スタッフさんや他の女性の先輩とのどうでもいい無駄なやり取りを小耳に挟むと余計にそう感じる。
指示役のスタッフさんの言う事を聞かない素直さから遠く離れた態度、自分のやり方を強引に通そうとする横柄さ、仕事の現場は常に動いているし変化しているのにそれを理解しようとしない利己的な言動。他人を巻き込む結果だけ見れば悪辣な行動。
正直、そういう事をしでかす存在というのは作業量の多い今の職場では仕事の邪魔でしかなく、可能な限り関わりたくない。彼女を注意しなければならないスタッフさんも溜まったものではなかろう。
この職場に関して言えば、僕は男で良かったと思う。スタッフはみな女性ばかりだし、男は僕を含めて4名しかいない。
男衆だけでなく、仕事が出来る人はおしなべて寡黙なのがいい。口数も少なく騒音とは無縁で、割り振られた仕事にいい具合に没入しているからな。僕も新人ながらそのうちのひとりとなっている。
職場の男衆や仕事の出来る先輩に通じることだが、彼らの受け答えを自分で判断したところ寡言だが腕前は確かだし、どこに障害があるのかパッと見は分からない。障害の種類を敢えて聞こうとは思わないが。
女衆は総じてお喋りが多く、その下らない口癖にいちいち聴覚過敏の僕は辟易している。
職場にTVがないぶん、密かに困っている'聴覚過敏の症状が出なくて済みそう"などとは甘い考えだった。出まくりである。
グループホームではTVの音にあわせて咀嚼したり箸が動いてしまう。まあ、ある一面だけ取ればリズム的にノリ始めたら随分な作業も難なくこなせる側面もある。
だが、その側面の一方で今度は代わりに同僚の要らぬお喋りが耳をつく。
甲高い声も僕は苦手だが、それ以上に女同士の喧嘩が苦手だ。いずれにしても、わけわからん喧嘩をしているくらいなら黙って仕事しやがれ、と言いたい気持ちをぐっと堪える。
何せ今の職場じゃあ僕の職歴というかヒエラルキーは最底辺だからねえ。
そんなこんなで、今週も仕事が始まった。毎週の事だが休み明けの仕事は体に堪える。
毎週の事だし、いい加減慣れろよと思うのだが、どうにも慣れない。ひとえにオンタイムとオフタイムの差が激し過ぎるのだと解釈している。
さて、明日から金曜までノンストップな毎日だ。仕事の出来ないのは放っておいて、仕事の出来る先輩たちの真似でもしようかな。今日も今日とて良く働いた。早く横になりたいもんだ(笑)
それでは今日はこの辺で。