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職場のひとコマ

僕が勤めているクッキー作りの工房だが、今日の仕事はキツかった。
大量にクッキーの生地を作ったほか、洗い物も大量に出た。今日は洗い物と生地作りを僕も行った。
とにかく作業量が多い。みな休む暇なく働いて何とか今日のミッションが終わったという感じだ。

クッキー作りに使うボウルやトレーやスプーン、シリコンべら、クッキーを焼く鉄板なんかを洗うのだが、洗い物はかつて結婚していた頃、兼業主夫をやっていた経験があり、作業そのものは苦ではないのだが、シンクの高さが僕には低く、上体を屈めた姿勢での作業となり、結構腰に来るものがある。
腰と言えば、他の作業台も僕には低く、中腰の態勢のままの仕事が多く、腰に負担が掛かる。
背の高さだけで言ったら、僕が職場では1番背が高い。男性陣が少ないというのもあるのだろうけど。

今日は昼飯が蕎麦か饂飩と麺類だったせいもあり、午後の作業も佳境になった頃には腹が減ってしまった。
やっぱちゃんと食べないといかんなあ、と思うに至ったのです。
でも、食事にばかり金を使うわけにも行かない。今度蕎麦とか饂飩の出る日はコンビニでおにぎりでも買って持っていかないといけなくなるかも、って具合だ。

クッキーの販売の仕事もたまにあるみたいだが、接客だったら僕は慣れてる。ハウスメーカーの営業&2社目の膜構造建材メーカーで鍛えた接客術があるからね。
それを発揮する機会があるかどうかは分からないけどね(笑)

仕事は毎度行く度に新しい発見がある。
どこに何が置いてあるとか、クッキーの種類別のレシピや作り方とか。
定番の仕事以外にも臨時で入ってくる仕事もある。臨機応変に作業内容が変わることもあるし、その日の状況によって動き方も変わってくるので、流動的な現場状況に合わせる事が大切になってくる。
そのあたりは僕は良く出来ている方らしい。堅実で手早い仕事振りを評価されている。もちろんベテラン作業員の芸術的な段取りの良さ&仕事の適確さに比肩出来るものではないにせよ、だ。

仕事はとにかく疲れるけど、その一方で楽しい。
自分の力が誰かの役に立っていると実感出来るのは、やり甲斐がある。
それにしても、今日は特に疲れた。もうヘロヘロである。
ホームでは食事は冷凍食品を解凍したものだが、毎日違うメニューが提供される。その食事が待ち遠しい。

週明け15日は給料日だ。今の職場での2回目のその日を迎えることになるのだが、いくら稼げているのだろうか?
日給1.000円で何日働いたかで決まる。仕事の質や出来に関係ないその時給制にはやや不満がある。ちゃんと仕事のクオリティで評価して給与に反映されればいいのに、と思う時がある。
クオリティは人によってまちまちなのが現実だ。

まあ僕は、職場では中堅クラスの年齢。職場暦は一番若い。職場での力関係で言えばヒエラルキーの底辺である。先輩の仕事のクオリティの低さや女性陣の無駄口や減らず口の回数など、不満はあるが注意も出来ない。その口癖も障害のひとつなのだと割り切るより他ない。

いつまで続くか不明だが、いい仕事と巡り合えたもんだと感謝しよう。
さて、明日から三連休だ。
サックスにピアノに、音楽漬けの休みを過ごそうじゃないか。

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