サックスの練習 11月3日
時の経つのは早いもので、もう11月。来月で今年も終わってしまう。そんな秋めいた空気の中、いつものようにサックスの練習をしてきた。
場所は相変わらずの荒川河川敷。
しかし、練習していると自動車が近付いてきたため、中断して車両を通したりしているうちに、練習したい気持ちが冷めてきてしまった。
練習前、個人練のコツは練習時間は連続してだと1時間くらいにしとけというものだった。そのネット情報が正しいなら、僕は相当なハードワークを今まで何とも思わずしてきたことになる。
今日はオリジナル曲「daydream of love」のメロディー案をサックスで再現してみるのと、ジャズスタンダードナンバーを数曲練習してきた。
内容としては不満が残る。心身共に疲れてないのだ。安心して思い切り練習出来る環境ではないからというのもあり、不完全燃焼なのだ。だが、不満を言ったところで何も始まらないのは言及するまでもない。
今日は先日携帯を解約した影響で、実質的なホームの副責任者同伴で練習場所まで行ってきた。荒川河川敷と言っても広い。どこで練習しているのかを住んでいるグループホームのスタッフに知っておいてもらう意味では今日は有意義であった。
正直な感想として「こんなに歩くんですね」と驚かれた。そりゃそうだ、東京は三鷹の病院を退院してまだ1年と2ヶ月。サックスが手元に戻ってきたのが今年の2月。まともに練習出来たのは、夏&梅雨&秋雨を除いた期間のみ。だが、たったそれだけの練習だとしても、今年の2月と比べたらえらい回復振りだ。
楽曲が戻ってきてすぐの頃など、楽曲はまたまだハードケースで、持ち運びするだけで一仕事。輸送はひとりでは出来ず、訪問看護のスタッフさんと協力しての一仕事だった。
それと比較して、楽器は背負える軽いケースに変えたし、譜面や譜面台・あとはサックスの小物を入れるのにバッグも使いやすいのを見繕ったし、練習しやすい環境作りを推し進めてきた。結果、単独でも練習に行ける環境が整った。後は安心して車を気にせず練習出来る環境さえ整えば万々歳だ。だが、そこが今のところネックとなっている。
これで心置きなく音が出せる環境があればいいが、現状は出たとこ勝負の練習場所近辺の農家のメンツに練習の可否は左右されている。まあ、ここでいくら愚痴ったところで何も変わらないのだが。
話を変えよう。
オリジナル曲はいい具合に出来上がりつつある。最初ヴォーカリストから「コード出来たんなら、そのノリでメロディーも作っちゃえばいいんじゃないすかー?」と言われたときは閉口したが、作り始めてみると、"何とかなるかも"という気持ちのほうが強い。
大まかなメロディーは出来上がった。後はどう完成度を高めて行くか、だ。ここから先はピアノの出番になりそう。
音楽活動は前職の頃より充実している。単純に楽器に向き合える時間が増えたこともあるし、何より手を伸ばせばすぐそこに楽器がある、という環境を作ってきた成果だろう。
さて、今宵はピアノでも弾くかな(*^^*)