ナイアシン🌟脳疲労メモ📝
脳疲労ワードに敏感な主です。
『ナイアシン』について
▶️ナイアシンとは
ナイアシンは水溶性ビタミンB群の一つで、ニコチン酸とニコチンアミドの総称。
ナイアシンは他のビタミンB群と同様に酵素をサポートする補酵素として、糖質、タンパク質、脂質のエネルギー代謝をスムーズにしている。
また、脳神経の働きを活性化する、皮膚を健康に保つ、血液の循環をよくするなど、体内で起こる様々な酵素反応に関与し、体の機能を正常に働かせるために重要な役割を果たしている。
▶️ナイアシン欠乏症について
ナイアシン不足の症状としては次のようなものが挙げられます。
うつ、幻覚症状、イライラ、不安、精神障害、口内炎、皮膚炎、舌炎、胃腸障害、下痢、ペラグラなど
▶️ナイアシンの効果
🌟エネルギーとナイアシン
ナイアシン効果のひとつにエネルギー産生があります。
私たちが酸素を使って効率よくエネルギーをつくるとき、ナイアシンが必要です。ナイアシンはNADというかたちでエネルギー作りに関わります。
🌟うつとナイアシン
ナイアシンの効果として心の不調、うつや統合失調症に効くことが期待されています。図は心の素(神経伝達物質)ができる流れです。うつに関係するといわれるセロトニン合成の流れなど、ナイアシンはそのすべての上流に関わっている重要なビタミンです。
🌟統合失調症とナイアシン
統合失調症の患者さんの中にはナイアシンレセプターが関わっている方もいらっしゃるとの論文も発表されています。
▶️臨床でも活用されているナイアシン
ナイアシンは以下のような臨床応用が期待されています。
虚血性心疾患予防
心筋梗塞、脳梗塞予後の改善
甲状腺機能亢進症
アルコール依存症
神経疾患 など
オーソモレキュラー栄養医学研究所様より引用しました。