簿記の自学(23)決算⑤
事務用品のうち、切手や収入印紙など換金性の高いものは期中は費用としておき、期末に未使用分を資産として処理します。
期中に切手を10,000円分(100円×100枚)購入していたとき
(借方)通信費10,000(貸方)現金10,000
と仕訳されています。
期末に20枚残ったら、20枚分を貯蔵品に振り替えます。貯蔵品は資産です。
(借方)貯蔵品2,000(貸方)通信費2,000
決算は費用や資産などを正しく計上する必要があるので決算整理仕訳が必要になります。決算が終わると切手などは再振分仕訳をして期中用に戻します。