DON'T THINK!FEEL.
まさにそんな感じで、
『パレスチナ・ガザの画家と子どもたちの作品展』を観に、相模原市民ギャラリーに行ってきた。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20231019/1000098334.html
ガザのことは、詳しく学ぼうと思いながら、なかなか頭に入ってこなくて、
だからこそ、
「考えるんじゃなくて、感じる」ことをしようと思った。
驚いたのは、子どもたちの作品の明るさ。
子どもたちの一つひとつの作品を、
壁面いっぱいに並べてあった。
躍動感がすごい。
生きてる証だ。
たくさんの絵が並べてあって、
色彩豊かで、
見応えがあった。
中に、こんな一枚を見つけた。
“This is my Letter...”
主催の上條陽子さんに聞いてみると、
絵の中にある「鍵」は、「帰還権」を表しているとのこと。
故郷を追われたパレスチナ難民が、「故郷に帰還する権利」のこと。
その鍵を、鳩が運んでくる…
それが「希望」なのだろう。
以前、ガザ地区の青年たちの「自殺の仕方」の話を聴いた。
非常に人口密度が高く、塀やフェンスで囲まれ、人やモノの厳しい封鎖が続いている「天井のない監獄」から抜け出す手段が見出せない絶望の中にあるにも関わらず、
宗教の戒律に自殺はいけないとあり、
もしも自殺しようものなら、
一族郎党、酷い目に遭わされるのだと。
だから、塀の向こうに向かって石を投げ、
塀の向こうからの銃撃によって死ぬ。
アウシュビッツの時もそうだった。
人は、希望が無いと死ぬ。
きょう、X(旧Twitter)のインフルエンサーが、
パニック状態で投稿しているのを見た。
空爆で、何人もの赤ちゃんの頭が吹き飛ばされているのだと。
そんな異常な状態を見て、
異様な状態になるのは、
正常だと思う。
現在進行形のこの異常な事態を、
まともにくらっていては、
まともでいられなくなる。
#岡田斗司夫さん が
「悩む時間を決めて悩んだ方がいい」
というお話をされていた。
それを応用して、
時間を決めて、
ガザに思いを馳せようと思う。
そうすることで、
自分がなんとか壊れずに、
世界中の哀しみに心寄せられるのではないかと思う。
日本国民のモットーであるところの
日本国憲法の前文には、
この世界の国の だれもが
ひとりの 例外もなく
おそろしいめに あわず
まずしさから ぬけだして
平和な日々をいきる権利を
もっているんだ
(『わたしは きめた 〜日本の憲法 最初の話〜』より抜粋)
ということが書いてある。
日本のことだけじゃなくて、世界中のことを考えてる。
そんな素晴らしい憲法を
私は誇りに思っているし、
もっともっと活用していきたいと思っている。
あー、ひとつ。
「この世界の国のだれもが」
というのは、
国籍のことを言ってるんじゃないよね。
例え、どこかの国に属していないとしても、
すべての人権は守られるべきだ!