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秋の風 祖母百歳を つれてゆく
えー、私の今の状況です。
今回はただのつぶやきと、
まだ何が俳句で川柳か、ルールもこんなもんかと詠んでます。
練習がてら今の気持ちをズラズラと詠みます。
最後には みんなで看とれ よかったね
まだまだ大丈夫と、ぷらっとホームに会いに行くと大変な事になっていました。
私達家族が最後にはそろって看取ることができ、本当によかったです。
ようやっと 帰ってきたよ ふるさとに
ずっとふるさとに帰りたがっていた祖母。
亡くなる前に連れてくることはできませんでしたが、遺体のまま運ばれ念願だったふるさとにようやく帰ってくることができました。
あんなにも 手こずったのに 悲しいよ
こちらに来てからもホームのスタッフさんや、母を筆頭に私達家族を手こずらせてくれましたが、その分悲しさも大きいのかもしれません。
起きてよね 憎まれ口を きかせてよ
ホントによく憎まれ口をたたいた晩年でした。
それでもやはり、そんな憎まれ口をまた聞きたいです。
ようやっと 楽になれるね 天国で
100歳にも関わらず、何の病気一つなく老衰で亡くなりました。
あまり苦しまずに逝きましたが、最後はやはり食べたくても飲みたくても口にすることもできず。亡くなる寸前の苦しそうな顔は忘れられません。
天国でようやっと楽になってくれると思います。
大往生 思出話に 花がさく
緊急事態宣言明けで、身内だけではありましたがみんなで集まることができました。
「みんなを呼び寄せてくれたのかもしれないね。」
と久しぶりの再会に話に花が咲きました。
夕闇に ひときわ染みる さみしさよ
秋の夕闇はひときわ切なく感じます。
この状況にさみしさがひときわ身に染みています。
なみだ雨 やむ気配なく 降り続く
こちらの秋はもう寒さを感じます。
祖母が亡くなってからずっとやむことなく雨が降り続いています。
晩年、祖父がなくなってから子供達を散々手こずらせた
100歳の祖母。
ずっと故郷でマンツーマンの介護を受けていましたが、介護者の限界から故郷をはなれ私達の街にやってきました。
父は長男。
我が家でみることはできなかったため、近所のホームに運良く入れました。
2年とちょっと、介護さんも私達も散々手こずらせられました。
私の母は義理の母にも関わらず、本当に一生懸命ホームに通いつめ、色々お世話をしてきました。
私はただ会いに行くだけでしたが、孫の元ではしっかりしたかったのか、何度か私が行くと元気になるという場面がありました。
小さい頃から私は祖母に怒られたことがありません。
唯一
「背すじをのばしなさい」
という注意をされたのみ。
亡くなった人の事を悪くいうのも何ですが、昔のそんな祖母とは人がうってかわったように晩年はワガママでワガママでみんなを本当に手こずらせ、精神的に追いつめていきました。
それもこれも今は思い出となり、笑い話になっています。
もうこれで 行くこともない ホームへは
1番これから私が感じるだろう悲しい気持ちだろうな、と思います。
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