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日曜朝からフィンランド#4
7月の日曜朝からフィンランド@clubhouse のまとめ記事です。
フィンランドのライフスタイル展@いわき市立美術館
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福島県いわき市のいわき市立美術館で開催されている(8月18日まで)『フィンランドのライフスタイル展』に出向きましたので、その感想をお伝えしました。週一でカフェmoiのお二人と「今週のフィン活について報告しあう30分」をお届けしていたときに、マスターの岩間さんが「家に一つだけ持って帰るならどれにしたいか?」と考えながら見るのと楽しいとマスター流楽しみ方を披露してくださってから、私もそんな楽しみ方を加えるようになりました。
今回は、壁飾り用のプレートと、iittala のタピオ・ヴィルッカラのバードから一緒に行った家人にも選んでもらいました。
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プレートを選ぶ基準は季節を問わず、家の壁に飾っておきたいもの。バードは、仕事机に置いておくなら。
選んだものが「へぇ。そうなんだ…」と思うもので、意外な一面を見た気分。わたしの目には飛び込んできていないものだったので、関心のなかった作品を見る、という意味でも面白かったです。
この美術館に行くことがあれば、ぜひ、常設展にも立ち寄ってください。今は、市政の周年記念と美術館の周年記念の展示になっていますが、じっくりと、あるいは作品の前でのんびりと過ごしたいと思える素敵な空間になっております。
いわき市美術館での会期は8月18日まで。
9月14日から11月10日まで神戸ファッション美術館で開催されるようです。興味のある方はぜひぜひ…
ロバーツコーヒー 新店舗
SNSにどどっと流れてきたのが、ロバーツコーヒーの新店舗オープンのニュース。今回は相鉄いずみの線、ゆめが丘駅が最寄り。
どんな雰囲気のお店なのかな?と気になるところです。
100枚のムーミン
PIE International から出ている100枚レターブックにムーミンが仲間入りしたことは、4月に話題にしておりましたが、今回はやっと購入したので、どんな風に使いたいか、使えそうと思っているかをご報告。紙質が違ったりして一様ではないのです。本当にお手紙を書くときに使うだけでなく、カードにコラージュするモチーフにしたり、はがきサイズくらいにして小さな絵として飾ったり、いろいろできそうです。
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出合い頭のフィンランド
浅草・台東館で開催されたBook Market2024に行ってきました。小さな出版社さんが多く出店される面白い本に関するイベントです。そこで本を購入した際にいただいた白水社さんの『白水社の本棚』という冊子(季刊)のシリーズ記事「ことば紀行」が偶然にもフィンランド語の回でした。書き手は、「フィンランド語は猫の言葉」で有名なエッセイストであり翻訳家の稲垣美晴さん。稲垣さんが留学していた1970年代後半と今では、フィンランドに住む外国人の人数が圧倒的に違い、将来、フィンランド語はどうなっていくのだろう…という話題。2099年終わりには、移民が過半数になるという予測もあるのだとか(YLE)。人の移動がますます激しくなっていくということですね。
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出会い頭のフィンランド その2
夏になると楽しみになる文庫本企画の一つに新潮文庫の100刷があります。その雑誌を読んでいたら「フィンランド」の文字が。
西加奈子さんの新作『夜が明ける』の文庫版発売の紹介でした。
単行本発行時の紹介文にはどこにもフィンランドの文字はなく、文庫化になってキーワードの一つとして出てきています。フィンランド人の異形俳優、アキ・マケライネン…確かにね、フィンランドの俳優さんにはハンサムさんとか美人さんはいなくて、見かけはかなり味のある方々が多いですよ。味があるのは見かけだけでなく、演技にも相当味があると思います。
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奇跡のピアニスト 舘野泉
フィンランドで出版された『奇跡のピアニスト 舘野泉』を読んでいます。(ほぼ最後までたどり着きました。)
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どんな時代に、どんな家庭環境で育ったのか。どんな子どもだったのか。そして、ピアニストとして生きてこられたのか。演奏家として作品に向き合う心持ち。なぜ、日本を脱出したいと思うに至ったのか。文化活動を大きくすること、継続することの難しさ。日本だけでなく、フィンランドだけでもなく、世界各国へ演奏に出向かれるその原動力とらなっているもの、などなど。舘野泉さんの人生や音楽に対する想いが綴られている評伝ですが、すべての人の、特に芸術と言われる分野で生きている、生きていこうとしている人たちには共通するようなものの見方、思いを汲み取ることができるようにも思いながら読んでいます。
フィンランドと日本の文化面(とくに音楽)の交流史も読み取ることができます。
2024年8月1日追記
最後まで読み終わってからちょこっと書いた感想はこちら。
次回のクラハの配信は8月25日にお届けします。