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私はパラボラアンテナだ
眼のワークショップの最中
眼球は四角い箱の中に入っている気がした。
眼球が膨張して箱の壁に接していると
あんまりよく見えなくなる。
いわゆる視野狭窄に陥っている状態になる。
箱の中の眼球は小さい方が良い。
球をどんどんどんどん小さくしていくの。
そうすると、段々視野が広がってくる。
互いに感想を言いあう時間に
「あのー箱の中に眼球に入っていましてー」と言うと
失笑する人もいる。
でんでん太鼓の動力源
「でんでん太鼓なんだよ」
腕の振りを説明してくださる時に、
先生が、でんでん太鼓を取り出して、クルクル回して
みせてくださった。
でんでん太鼓の例えは、他のジャンルのレッスンでも
耳にしたことがある。
でも、体幹内操法の先生は、
でんでん太鼓の動きが どこから始まっているのか
どうすれば、私でも、そこから動きをスタートさせられるのか
それを丁寧に紐解いてくださった。
「でんでん太鼓の
気持ちは私の外にある
「面で動きなさい」
そう能の先生は教えてくださった。
面で動いていると不思議なことが起こる。
私の気持ちが、私の中からなくなってしまうんだ。
弧を描く能の構えの腕
その腕の中の空間
面で動くと、私の前の空間に私の気持ちがある。
私の中じゃなくて、私の外に私の気持ちがある。
お客さんには、私じゃなくて
私の前の空間を見せているような心地がする。
大切なのは、この空間
私の身体は、この