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自作キーボードCharybdisで手配線をする

キーボードを手配線する

ケースができたら次は配線です。
まずは左側のキーボードを完成させるのを目標に進めます。

公式のCharybdisは曲面的なケースにあわせて薄く曲がるPCBでキーマトリクスを構成していますが、PCBをBASTARD KEYBOARDSから購入するのも、Gerberから基板販売サイトにオーダーするのも結構なコストがかかります。


ということで、ちまちまと手配線する事にしました。LEDもオミットします。
手配線って何?という方は以下のリンクを見ると参考になるのではと思います。


配線に使う部材

  • ダイオード100本

  • 適当なエナメル線を1巻

  • 底板用のインサートナット

ダイオードもエナメル線も数百円くらいで買えます。下記リンクのインサートナットはセット販売ですが、必要なサイズだけならAliexpress等を探せば同様に数百円くらいで売ってました。

材料とは別に、ハンダ付け用の工具やハンダ線も必要ですね。


手配線の作業

部材が揃ったらハンダ付けで各スイッチを繋いでいきます。
ダイオードを曲げて配置するのが面倒ですね。
向きを間違えてハンダ付けすると、後から修正するのが大変なのでチェックは慎重に。

BASTARD KEYBOARDSで公開された回路図ではなく
Dactyl Manuformと同じ様に配線しています。

画像ではまだ作業前ですが、この後でエナメル線を縦軸に配線します。
エナメル線はスイッチの端子に巻きつける感じにセットして、エナメル皮膜ごとハンダ付けしました。
ハンダの熱で皮膜が溶けて端子に付くはずですが、後から導通テストすると溶けていないものが何点かありましたので注意が必要と思います。

縦横が済めばキーマトリクスは完成です。

ただし、キーボードとして動かすには、マトリクスとマイコンボードを接続するための配線が必要です。

マトリクスとマイコンボードの間の配線は適当な線を直接ハンダ付けして繋いでも良いのですが、将来の交換等を考慮しQIコネクタ(いわゆるデュポンワイヤ)で接続する事にします。
残念ながら途中写真がありません。

底板用のインサートナットですが、外径を気にせず適当に(外径5mm)オーダーしたら穴の内径に対してユルユルとなってしまいました。しかたなく接着剤を使って固定しました。外径は6mm以上必要ですね。

(次回へ続く)

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