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【A級アンプ】 巨大なヒートシンク
(この投稿は2年程前の過去ログ編集です)
始まりはヒートシンクから
共立の通販サイトを見ていると、やたら大きなヒートシンクがジャンクで売っていました。
30㎝x27㎝くらいの大きさです。
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大きさの比較対象用か、
ラズパイらしき基板が
ヒートシンクに乗ってますね。
この当時の特売価格は1個2,000円でした。
(今は品切れ)
これが安いと感じるかどうかは、人によって違うと思います。
ちなみに2024年時点でも、特売の大型ヒートシンクは売っていますが、サイズとお値段はかなり違います。
私はこれを見た時、「こんなにデカいなら、A級アンプのヒートシンクにも使えるかな」と考えてしまいました。
こうなると、後はネットでA級アンプの自作記事やら、どれが良いやらと、止まらない感じです。せっかくなので記録に残すようにします。
どの様なアンプにするか
A級アンプを作ることにしました。
当たり前ですが自分では設計できません。
従って、世間一般に公開されている資料を模倣します。
最終的にコスト・難易度・部品の入手性を勘案して、Mini ALEPHにしました。
有名なネルソンパス設計の高級パワーアンプALEPHを小さくアレンジしたDIYバージョンです。
名前の通り、パワー的にはミニマムなのですが、将来的にもう少し出力を上げようと考え、放熱器やトランスには余裕を持たせます。
アンプ基板(PCB)
入手したアンプ用のPCBです。
商品名は「PASS AM」です。
ALEPHと銘打って無い辺り、いかにもという雰囲気です。基板はとてもコンパクトです。
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部品を乗せてみる
部品をぼちぼち乗せて行きます。
自作オーディオなので少しばかり高級な物をチョイスします。
金属皮膜抵抗は定番のDale RN60Dにしました。
DALEの抵抗は基板指定のサイズより大きく、リード線をスルーホールに入れるのに手間取りました。
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電解コンデンサは、レイアウトに余裕が無く、 結構ギリギリとなりました。
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フィルムコンデンサもはみ出してます。
ケミコンと3W抵抗が近いので、発熱による寿命への影響が気になります。
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(次回へ続く)