自作キーボードCharybdis Marble球は時代遅れだった?
Marble球って何よ…
正直、今回のタイトルは、一見して何を言っているのか分からない方は多いと思いますが、敢えてありのまま起こった事をそのまま書いています。
Charybdisのトラックボールの部分が完成し、トラックボールの動作確認をしたところ問題が発生しました。
トラックボールを動かしてもカーソルの動きが鈍く、まともに動きません。
一応は球の動きを追随していますのでセンサーは動作しているようですが…
Marble球は時代遅れ?
色々と試して判ったのは、
使用するつもりで用意したTrackman Marbleのトラックボール球では、挙動がおかしい。
代わりに、手持ちの他のトラックボールである、M570の球では正常に動く。
というものでした。
両者の違いはセンサーが読み取る為の表面の不均一な模様です。
後者の方はラメ粉を振った様に細かいですが、Marbleの方は肉眼で判るレベルでツブツブです。
理由は分からないですが、とりあえず動作している方のM570と同じ様な表面となっている、Perixxの球を購入して試すことにします。
ちなみにMarble球をM570にセットしてみると、ポインタの移動速度が凄く遅くなりますが、一応正常に動作はしているようです。(ロジのドライバは入れてません。
Marble柄の球は、三十年近く昔に開発された光学センサーで、正確にトラッキングするために対応したテクノロジーだとか…
が、進化したはずの最近の高性能センサーであるPMW3360で正しく読み取れないというのは、少し不思議な感じです…
ひょっとしたらボールとセンサーの距離を調整したら動くのかもしれませんが、面倒ですし汎用性も無くなりますし…
ちなみにマーブル柄のボールを使ったトラックボール製品は2020年頃までは販売されていたようです。
永らく細々と生き残ってた種が遂に絶滅した感じで、少し寂しい気もします。
Perixx球を買う
という事で…買いました。
Perixx球の赤です。
この色とは別に、黒っぽい艶消しの赤というのもありました。そっちの方がカッコ良かったのですが、少し値段が高かったので諦めました。
Perixxの球では問題無く動作しました。やはりMarble柄が原因なのでしょう。
とりあえずトラックボールのハードウェア部分はこれで完成で、つまりCharybdisのハードウェアも完成した事になります。
と思いましたが、一点だけ大きなやり残しがありましたので、手を付けていきます。
(次回へ続く)
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