【自作キーボード Charybdis Mini】 テンティングを試す
自作キーボードCharybdis Miniの続きです。
テントを試してみる
3Dプリンタで印刷するだけですが、一応テントも用意してますので、試してみます。
STLデータのバージョン違いには注意
Charybdis Miniのテントは、トラックボールの無い同族キーボードであるTBK Mini用も含めて、何種類か公開されています。
ただし最新バージョンのキーボード本体と、過去バージョンのテントは、互換性がなく形状が合いません。
事前にスライサーで形状を確認してからプリントすることをお勧めします。
テントを使ってみた感想
出来上がったテントの上にキーボードを載せてみたました。
テントの装着によって、親指とトラックボールの位置関係が改善され、ポジションはかなり向上します。しかしタイピングは微妙です。(今のところ)
いや、これは誤解を招く書き方ですね。
タイピングはテントを装着すると確実にやりやすく良くなります。手のひらの角度など、ポジションが実に自然で打ちやすい。
トラックボールも左向きの状態から上向きに角度が変わります。
元々はM575やMX Ergoみたいなやや斜めのポジションだったのが、下記の様な角度の立ったポジションとなります。
今後の課題
と、良いこと尽くめですが、代わりにトラックボールと手のひらとの干渉がシビアになります。
テント無しの時は、リストレストが強制的に手のひらとボールの距離を保っていました。
テンティングによってボールと手のひらとの間の距離調整が少しシビアになります。
リストレストではなくユーザー自身でボールと手のひらとの間で適正な距離をキープする感じです。
予期せぬタイミングでマウスレイヤーに切り替わってしまうので、タイピング効率が悪化したという訳です。
ボールと手のひらの干渉は、ボールの配置に起因するCharybdisの宿命みたいなものですね。
ボールを奥に引っ込めるように調整しないと、常用は難しいかなと思います。
というわけで、テンティングには課題が残りました。
(次回へ続く?)