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【A級アンプ Mini Aleph】 アンプの最終的なレイアウトについて

A級アンプMini Alephの続きです。
前回はトランスや整流〜平滑回路を収める箱を作りました。


仮組みしてみる

一通りの配線とレイアウトが完了したので、いったんすべて組み立ててみました。

後ろ側から見たところ。
トランスが危ないです。
もちろん後で蓋を付けます。
ヒートシンクの間のアンプ基板の様子
出力ボードが左右ヒートシンクに固定されます


ヒートシンクについて補足説明

最初の方で説明した通り、共立のジャンク品です。

もともと何かの部品だったものを流用しているのでしょうか。M3のネジ穴が何か所か開いています。

ネジ穴がボツボツと開いています

ヒートシンクはアルミアングルと建材用の鉄板を使用して結合します。

アルミアングルをネジ止めします。
コーナンで買った建材用の鉄板。
凄く頑丈です。
こんな感じで固定されます。
びくともしません。


ちなみにこのヒートシンクは、ジャンクというだけあって4つ注文した内の1つだけが下の写真のようにひん曲がってました。
サイズもあからさまに他の3つと違っており、ネジ穴のパターンも他と全く違います。


見事に曲がっています。
分厚いので修正するの苦労しました。
明らかに長さが違う。
並べるとこんな感じ
長さが違う部分はこのような状態
目立ちません


とりあえず動作確認

このような感じでアンプの筐体が完成しました
最終的な結線をして正常動作するか確認します。

実は、アンプのPCBが出来上がった段階でいったんは音出しの確認は出来ています。
DCオフセットも調整済です。

ところが、今回組みあがって音出しを再度してみたら、まったく音が出ません。

ギョッとして焦りましたが、すぐにXLR端子の短絡ピンが間違っていることに気が付きました。

当面はRCA接続で使用するので、バランス入力側を短絡する必要がありました。

この部分で、誤ってシールドとCOLDではなく、シールドとHOTにピンを差していました。


1番(G)と3番(C)を短絡します。

差し込みなおしたら普通に音が出ました。
DCオフセットも問題ないようです。

(次回へ続く)


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