【自作キーボード Corne】 製作をサッと済ませる
自作キーボードの続きです。前回はこちら。
再び手配線
スイッチとケースは形になったので、残りの配線関係に取り組んで行きます。
まずは構成がシンプルなCorneから手を付けます。
ダイオードは前作と同様に配線しました。
縦のラインは、やり方を変えてエナメル線を使わず、今回はビニール線の被膜を切ったものを使いました。
キーの数も少なく、ケースがコンパクトなのでそれほど手間ではありません。
マイコンの選定と接続
キーマトリクスが出来たらマイコンと接続します。
今回はRP2040ーzero(っぽい奴)となりました。CorneとCharybdis Miniのそれぞれに、これを使う予定です。
元々は、手元にラズパイPICOが余っていたのですが、サイズが結構大きくて左右の接続用端子のスペースが取れず使用を断念しました。
せめてPromicroくらいの大きさだったならば使えたのですが…
作業的には、マイコンのピンとマトリクスを、細い線で、チマチマとつないでいきます。
細い線はジャンクのVGAケーブルをバラした中身です。
今回は勢いで作り始めたのもあって、とにかく早く安く作り上げる事が最優先です。
当然ながらOLEDとかLEDとかの贅沢装備はオミットです。
MCUとの接続もソケットは使わず直接ハンダ付けしました。
細い線なので非常に疲れました。
PCBのコストが勿体ないのと、PCBオーダーの手間が面倒なので手配線にしましたが、これは絶対にPCBにした方が良かったです。
細かい手作業で、著しく作業負荷が増大したような気がします。
ハードウェアの完成!
そんなこんなで面倒な配線作業も終わりました。
とりあえずハードウェア的に完成し、ファームウェアを入れることが出来る状態になりました。
マイコンの固定やカバーとかは、後まわしです。
左右の接続は(コストかけないで)どうするか悩みました。
最終的に両端MicroUSBのB端子のケーブルで繋ぐという禁じ手で済ませました。
個人用のキーボードだし、知らない人が勝手に使うこともないだろうし…まあいいかって感じです。
ファームウェアの導入
今回はこちらの設定を参考にさせてもらいました。
RP2040を使用するキーボードの設定は初めてですが、左右の接続やマイコンのピン等を参考にさせてもらいました。
いったんキーボードとして認識されれば、後はキーマッピングの作業ですが、これは好みに合わせて作業するだけです。
(次回へ続く)