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【A級アンプ Mini Aleph】 電源と入出力パネルの配線について
A級パワーアンプMini Alephの続きです。
電源部品を収める箱が出来ました。
今回は、その中身とアンプの入出力関係を作っていきます。
電源周りを収める箱に部品を入れてみる
さて、配線の取り回しを考えなくてはなりません。
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とりあえず詰め込んでみた感じです。収まりましたが、少しばかり窮屈ですね。
トランスがほんの少し後ろにはみ出しましたが、後で蓋を付けることにして、このままレイアウトを進めることとします。
入出力関係のパネルも作る
続いて以下の二つを加工していきます。
入出力パネルからの配線
電源ラインとスイッチ
2つのヒートシンクの間の空きスペースしか場所がありません。
その場所に収まるようにパネルを配置します。
必要なものは以下の通りです
波動スイッチ
電源ラインからのIECコネクタの差し込み(ヒューズホルダーを兼ねる)
XLR入力
RCA入力
スピーカーターミナル(赤と黒)
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ドリルとヤスリでひたすら処理します。
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内部の信号配線は以下の通り。
信号入力線:エナメル線+ワックスコードです。
有名な某ブログの記事を見て真似っこしてみました。極めて安価ですね。
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スピーカー端子:余っていたBELDEN8470です。
硬くて取り回しが良くないですが、何とかなりました。
次は電源スイッチからトランス一次側までの配線(サーミスタや安全コンデンサ)を考えます。
木箱にはほとんど余分なスペースがないので、ヒートシンクの隙間に押し込んで、トランスと接続するようにします。
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端子台・サーミスタ・安全コンデンサ
を固定しました。
木の板はM3のネジと両面テープでヒートシンクに固定しました。
上の写真では、コンセントからのAC100Vは、左のIECコネクタ(とヒューズ)を通って、その下の波動スイッチから端子台(安全コンデンサとサーミスタ)を経由し、木箱のトランス一次側に接続されます。
そして、トランス二次側は、木箱のダイオードブリッジを通って電源PCB(コンデンサ)を経由し、再び上のヒートシンクにあるアンプPCBのレール電源端子に接続されます。
(次回へ続く)