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マウス = ポインティングデバイス?
こんにちは。
今回も駄文です。
さて、"トラックボール"というポインティングデバイスに対して、”トラックボールマウス”という言い方をしていることについて疑問を呈することから始まった私の駄文ですが、方向性を変えてみました。
”マウス”という単語についてです。
”トラックボールマウス”という単語を使う投稿を見ていると、以下のような表現が目につきます。
「”トラックボールマウス”とは、手で操作するボールが付いたマウスのことです」
「マウスを動かしすぎて手が腱鞘炎になりました。手を動かさないマウスが良いとのことで”トラックボールマウス”を買いました。」
他のガジェットに関しても、こんな感じです。
「HHKB Studioを買いました。ポインティングスティックというマウス機能が付いています。」
「Macのトラックパッドはマウスよりも使いやすいよ!」
ここまで読んで、PCの入力デバイスに詳しい方はピンと来たと思います。
私は以下のような推測を立ててみました。
”ポインティングデバイス”と”マウス”を一緒くたにしている。
"ポインティングデバイス"という単語を知らないか、トラックポイント的なものと混同している。
トラックポイント的なものや、タッチパッド的な物は”マウス”とは別のカテゴリーのデバイスと認識している。
使用方法や機構の違いがあっても、「ネズミっぽい感じの箱状の入力デバイス」であれば、”マウス”という機器として、一緒くたにしている。
noteのハッシュタグで、"#ポインティングデバイス"を検索すると、僅か21件しか該当しません。(この投稿を書いている時点)
さらに、Wikipediaで”ポインティングデバイス”を参照すると、
ポインティングデバイス(英: pointing device)とは、コンピュータ上で"ポイント"するための、つまり入力位置を指し示したり座標を指し示したりするための入力装置の総称。
とあり、さらに以下のものが挙げられています。
タッチパッド
マウス
タッチパネル、スタイラス
ジョイスティック
ポインティング・スティック(トラックポイント)
トラックボール
ジョイパッド
ペンタブレット
ライトペン
データグローブ
スタイラス
デジタルペン
アクティブペン
以上のことから私が思うに、マウスがあまりにも普及しすぎたお陰で、入力デバイスにこだわりの無い人にとっては、ポインティングデバイスという概念がマウスという単語で上書きされかけている感じですね。
そして同じポインティングデバイスでも、マウスと外見が大きく異なるデバイスは、別カテゴリーと認識されるのに、(トラックボールのような)マウスと似た外見の物は、使用方法が違っても”マウス”のカテゴリーと見る人も多いということですね。(これは前回の考察と同じ)
あ、別に批判しているわけではないので誤解しないでくださいね。
マウスという言葉が便利なのはその通りで、マウスボタンとかマウス操作とか、別の言葉では代替できませんし。
あくまで考察しているだけなので。
例えるならば何でしょうか?
アニメに詳しくない人が、ロボットアニメに出てくるリアル系ロボットを全てガンダムと呼ぶような感覚?
そのような人であっても、ドラえもんや鉄人28号など明らかにカテゴリが違うものはガンダムと言いませんよね。
うーん、少しばかり違うような気もします…
以上、役に立たない駄文でした。