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禁断のヘッドホンアンプその後

こんにちは。
先日投稿したヘッドホンアンプの続きです。

アンプはきちんと音が出る状態になりましたが、基板は剥き出しのままでした。

電源部分も、簡単なレールスプリッタとスイッチング電源の組み合わせなので、オーディオ趣味的にはイマイチです。

スイッチング電源なので非常にコンパクト。
しかしオーディオ的にはノイズまみれなイメージがあります。

という事で、少しだけ手を掛けてやりました。


電源回路を改善する

ハードオフのジャンク箱を漁ってトランス式のACアダプターを2つ入手し正負電源にしてやります。一個300〜500円くらい。

非安定化のACアダプタで、低負荷では15Vくらいの電圧があります。
適当な7812のレギュレータとダイオードを使って12Vに安定化します。

三端子レギュレータもノイズ源じゃないかというツッコミもありますが、
単にスイッチング電源をリニア電源にしたいという自己満足なので。

ついでに整流ダイオードをショットキーバリアダイオードに換装しました。
平滑用のコンデンサも6800μfに増量。共立の放出品が沢山余っているので活用します。

いずれもオーディオ趣味的な小細工で、明確に効果があるかどうかは懐疑的ですが。

下側がアダプタ
画面外右側にもあります
緑色の基板が安定化回路

アンプの電圧は動作時+12.17V/-12.21Vで、レギュレータに触っても熱くなっていません。
ヘッドホンアンプの出力では気にする必要はなさそうです。

アンプの箱は適当

基板はスペーサで木箱に固定しました。

ヘッドホンアンプの箱。
MDFにセリアの木目シートやら
ダイソーの塗料を適当に塗っただけです。

ボリュームはLinkmanのR1610G
手頃な価格の割にネット上の評価は良さげです。

入出力の配線を済ませてから音を聞いてみました。
前回同様に特にノイズも無くクリアに聞こえます。

結果はどうか

少しは音質改善になるかと期待しましたが…
聴き比べしたわけではないので、最初に試したスイッチング電源からはそれほど変わらない気がします。…
違いはあるような感じがしますので、良い方向に変わったのだと思い込む事にします。
オーディオは自己満足の世界です。


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