【自作キーボード Charybdis Mini】 トラックボールのセンサー基板
Charybdis Miniの続きです。
右側のキーボードでも苦行は続く
前回は右側のマトリクス配線を済ませました。
今回は一気にLEDの配線とセンサー基板の作業まで進めます。
とは言ってもLEDの配線作業は前回のマトリクスとほぼ同じなので、途中経過の記述は端折ります。
作業自体は同じような作業の繰り返しで凄くダルイのですが…
センサー基板のレベル変換を考慮する
さて次はトラックボールのセンサー関連です。
少しだけ手間がかかります。
センサー基板は、5V動作のマイコンボードを使う前提となっています。
回路図では、USB5VからLDOで3.3Vを作ってセンサーのVDDIOピンへ給電します。
同時にマイコンのPWM信号は5Vからレベル変換ICで3.3VにしてセンサーICに送るようになっています。
しかし今回の私の作例では、3.3V動作マイコンRP2040-zeroを使います。
つまりレベル変換は不要なのでスルーしてやります。
ただしセンサーICに対しては、VDDIO 3.3VとVDD 2Vの給電が必要なので、これら電圧を供給するレギュレータには、引き続きUSBの5Vを接続します。
少しややこしい。
といっても作業としては単純で、センサー基板に対して、レベル変換ICを使わないで、代わりにそのIC部分の入力パッドと出力パッドをジャンパー線で繋ぐだけです。
マイコンボードと接続するQIコネクタについて
左側のキーボードでは、マトリクス列6本 + 行4本 + LED用に3本で、合計13本の配線となりました。それらの接続用には、7Px2列のQIコネクタを使いました。
対して右側のキーボードでは、センサー基板用に線を5本を追加しますので、10Px2列のコネクタを使用します。
左側で一度やったことなので右側は手際よく作業が進んでいきますね。
残りの作業は
キーマトリクス/TRRSとマイコンボードの接続
センサー基板とマイコンボードの接続
ファームウェアの仕上げ
テントの印刷と塗装
です。
(次回へ続く)