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【A級アンプ Mini Aleph】 アンプ部分の完成と温度について

Mini Alephの続きです。
とりあえずアンプの動作確認までは済みました。


アンプの温度を測る

アンプの箱です。外装が未完成なので暫定ですが。

デカい
暗い所では妖しく光る

A級アンプなので温度が気になります。測定してみました。

自然空冷の場合で、
FETのケースを測ると52度Cくらいです。

縦向きのフィンの上に手をかざすと上昇気流が感じられます。ヒートシンクに触っても、暖かい感じです。熱いという感覚はありません。

画像はありませんが、接触式の温度計をヒートシンクのネジ穴に突っ込んで測ると摂氏35〜38度位でした。
この手のA級アンプでは低い温度らしい

(普通は50度台。60度台は高め、70度台はヤバイとの事です。)

電源後部からファンを当てれば
木箱から上に風が抜けるので
強制空冷にもできます。

電圧を測定してみましたがレール電圧は19.6Vでした。
ソース抵抗の両端電圧は、0.396Vでした。

抵抗は0.22Ωなので、現状のバイアス電流は約1.8Aということになります。

測定したわけではありませんが、この状態でアンプの出力はチャンネルあたりおおよそ17〜18ワットと想定されます。

ヒートシンクの放熱を見る限りはまだ余裕がありますが、MOSFETのジャンクション温度と寿命の方が気になります。
安全であるとされる30Wを超えています。

これ以上のパワーアップは並列化が必要と思いますが、FETのマッチングも必要です。

マッチングの手間とコストが面倒なのでMini Alephを選択したわけで、本末転倒ですね。

(次回へ続く)


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