自作キーボードCharybdis センサー基板の作業と配線
トラックボールのセンサー基板の作業に着手
今回は、Charybdisの右側にあるトラックボールのセンサー基板に着手して、その後Promicroに接続して動作確認していきます。
光学センサーのPMW3360はスルーホール部品ですが、それ以外は表面実装型のパーツが殆どです。
比較的大きめのSOT23や3216サイズが多いですが、表面実装部品をハンダ付けするのは久しぶりなので緊張します。
失敗してもやり直しが出来るコンデンサや抵抗から始めます。
全てハンダ付け作業が終わったら配線と組み立てです。
トラックボールのホルダーをケースにセットしてセンサー基板をネジ止めします。
次にPromicroに各ケーブルを接続していきます。
線が多くてウンザリですね。
左側のキーボードと比べると、トラックボールの分だけ線が6本増えます。Promicroからの5Vピンは分岐も必要です。
USB-Cコネクタをケースに付ける作業は面倒なのでとりあえず後回しにしました。(多分やらない)
ファームウェアの書き込みと動作確認
全ての接続が問題無い事を確認したら、そのままQMKファームウェアの書き込みをしていきます。
今回はトラックボール関連の設定も必要です。
いろいろとネット上の記事を調べた結果、ファームウェアの設定はこちらのモノを流用させていただきました。
Dactyl Manuform用に作成された物ですが、
センサー角度補正値と、マトリクスのレイアウトだけ修正すれば、そのまま使える感じです。
もちろんキーマップは好みに書き換えますが…
ありがとうございました。
BASTARD KEYBOARDSの公開しているファームウェアは、センサー解像度の変更など凝った機能があるので複雑な構成です。
初期の動作検証には不適と判断し使っていません。まずは各キースイッチとマウスが確実に動作するというのが作業スコープです。
QMKでファームウェアを作って書き込みを繰り返していきます。いちいちTRRSケーブルを抜き差しするのがとても面倒でした。
最終的には各キーが動作する所までは確認できました。
後はトラックボールの動作ですが…
(次回へ続く)