【1日1文献】訪問リハビリテーションの終了理由と介入期間#訪問リハビリ#終了理由#介入期間

参考文献:訪問リハビリテーションの終了理由と介入期間
筆者:農原 樹里大石 義一
発行日:2021年
掲載元:第45回日本理学療法学術大会 抄録集
検索方法:インターネット
キーワード:訪問リハビリ終了理由介入期間

【考察】
(1)軽快は82%が整形疾患で2年未満に全員が終了し、他の終了理由と比較し介入期間が短かった。要介護度では軽度化が全体と比較し29%と割合が高かったことから、利用者の日常動作の改善が終了につながったと考える。
(2)死亡では要介護度重度化の割合が44%と全体と比較し高かった。終了理由全体の死亡割合は29%と最も高かったが、介入期間では1年未満は47%で全体と比較し低く、1年から2年未満31%、3年から4年未満16%で全体と比較し高いことから、利用者が最期まで在宅生活を送る為の援助の一つとなれていたと考える。
(3)入院は1年未満で72%が終了しており、全体と比較し高い割合であった。状態悪化による入院もあるが、転倒、骨折による入院もあり、移乗、移動能力の向上してきた時期と同じくして生じている例がある。利用者、また家族へも転倒の可能性を示していかなければならない。
(4、5、6)施設入所、他サービスへ移行は3年未満、その他の理由では2年未満で終了している。軽快での終了も合わせると、終了者全体の約半数は利用者、家族の意向、選択のもと終了していることがわかった。

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2009/0/2009_0_E4P2263/_pdf/-char/ja 


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