【1日1事例】高齢者のフレイル(Frailty)と身体活動 #高齢者 #フレイル  #身体活動

参考文献:高齢者のフレイル(Frailty)と身体活動
筆者:髙木 大輔
発行日:2018年
掲載元:健康科学大学紀要 14巻
検索方法:インターネット
キーワード:高齢者, フレイル(frailty), 身体活動

要約
【目的】一人でも多くの対象者のフレイルの予防に寄与できること
【メモ】
・フレイルの構成要素である筋肉量の減少(サルコペニア)を予防するために、 1 日に7000~8000歩かつ / または 3 METsより高い強度の身体活動を15~20 分確保する必要があるとしている。
・おおよそ歩行が 3 METs、軽いジョギングが 6 METs に相当する
・家事では、 立位での皿洗いが1.8METs、立位での調理や食材の準備(楽な労力)が2.0METs、ゆっ くりとした掃き掃除(楽な労力)が2.3METs である18)。
・またペットの世話が2.3METs、立って子どもと遊ぶ(楽な労力)が2.8METs であり18)、日常生活のいたる所に身体活動が含まれている
・高齢者にとって1300歩は約15分の歩行時 間に相当するため時間を計測することも一つの目安になる。
・わが国では趣味、または本業で農業や園芸を営んでいる高齢者が多い。ガーデニングは、それ自体がおおよそ 3 ~ 6 METsの活動強度になる。またガーデニングを営んでいる者は、 営んでいない者に比べて身体機能が高いことも報告されている
・趣味活動を取り入れることは、必要な活動時間・強度を確保しやすいため、フレイルの予防に有用な 手段であると言える


参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/bhsu/14/0/14_123/_pdf/-char/ja


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