【1日1文献】在宅医療における急性冠症候群への対応と学習プログラムの試み#在宅医療#急性冠症候群#学習プログラム 4 w 2023年2月26日 09:53 参考文献:在宅医療における急性冠症候群への対応と学習プログラムの試み筆者:佐藤 直 , 狩野 賢二発行日:2022年掲載元:日本在宅医療連合学会誌 3 巻 (2022) 2 号検索方法:インターネットキーワード:在宅医療, 急性冠症候群, 学習プログラム【抄録】・急性冠症候群(Acute Coronary Syndrome : ACS)は生命を脅かす疾患であり,ACS 患者の適切な管理とケアが重要である.・そこで,訪問看護師を対象に急性冠症候群への初期対応トレーニングを行った.・次世代型バーチャルシミュレーションを活用して,胸痛を訴える仮想患者への対応を行った.・学習者の対応を振り返りながら,医療面接や身体診察を改善するための学習を行った.・訪問看護師が急性冠症候群の初期診療を学習することで,迅速な救急要請を可能とし再灌流までの時間短縮が期待される.メモ・在宅医療の現場において自己の看護判断に不安 を感じる看護師が多く1)訪問看護師の判断能力向 上が求められている2).・在宅医療現場で使用でき る検査機器には限りがあり医療面接や触診,聴診 などのフィジカルアセスメント力が重要である.・症例への対応ポイントを 4 つ挙げる.①医療面 接によって胸痛の性状や持続時間を確認すること②急性冠症候群を疑い 12 誘導心 電図の記録・判読を行う4)③胸痛に対す る鎮痛を行う4)④時間を意識した対応・学習者の多くが十分な医療面接を行わず に 12 誘導心電図や採血を行う傾向にあった.・胸痛を訴える場合は,胸痛部位を確認することが重 要である.・肋間神経痛や胸膜炎では局所的な痛み を認める5).・しかし,心筋梗塞や大動脈解離,肺 塞栓など緊急性の高い疾患では疼痛範囲が非局所 的である5).・また,胸痛の持続時間を確認するこ とで狭心症や心筋梗塞の鑑別が可能となる.・深呼 吸による胸痛増強の有無を確認することで胸膜炎 などの鑑別も可能である参考URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jahcm/3/2/3_3.2_30/_pdf/-char/ja ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #作業療法士 #在宅医療 #文献 #訪問看護師 #急性冠症候群 4