【1日1文献】当院回復期リハビリテーション病棟での rTMS 治療の効果について#脳卒中#rTMS#半球間抑制

参考文献:当院回復期リハビリテーション病棟での rTMS 治療の効果について
筆者:大西 雅俊(OT)
発行日:2019年
掲載元:第39回近畿作業療法学会
検索方法:インターネット
キーワード:回復期,rTMS,半球間抑制

【はじめに】 
・近年,repetitive transcranial magnetic stimulation(rTMS)は維持期の脳卒中後上肢麻痺の 機能回復に効果があると報告されている.
・当院において も,2週間の入院による rTMS 治療を行う NEURO-15 を実施している.
・今回,回復期の脳卒中後上肢麻痺に 対し rTMS を実施し若干の知見を得たのでここに報 告する.

メモ
・一側大脳半球の損傷を 受けると非損傷側大脳半球への抑制が弱まり,非損傷 側の活動が高まることで損傷側への抑制が強まると考 えられている.
・さらに,麻痺側上肢機能を非麻痺側で 代償することを繰り返すと,この抑制が強まり回復を 阻害するとされている.
・今後,回復期病棟での リハビリテーションで rTMS 治療を実施することは, さらなる回復期リハビリテーションの可能性拡大につ ながるのではないかと考える.

参考URL:
http://kinot39.umin.jp/pdf/abstract/P1-6.pdf 


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