【1日1事例】横須賀市における地域リハビリテーション活動支援事業を活用した、理学療法士の地域への働きかけについて #地域リハビリテーション活動支援事業
参考文献:横須賀市における地域リハビリテーション活動支援事業を活用した、理学療法士の地域への働きかけについて
筆者:芝原 修司
発行日: 2018/07/16 - 2018/12/23
掲載元:第53回日本理学療法学術大会 抄録集
検索方法:Google Scalar
キーワード:地域リハビリテーション活動支援事業
PICO/PECO:
「Pに対して、I を実施すると、Cを実施するのに比べて、Oがどうなる」
「Pのなかで、Eのひとは、Cのひとに比べて、Oがどうなる」
P:介護予防活動を行う「通いの場」の運営において
I:リハ職派遣事業を実施できる医療機関などに協力を求め、以下①〜⑤の枠組みで行うと
①町内会が主催する「通いの場」を、週1回の頻度で開催すること
②実施内容は、虚弱者でも可能な運動プログラムを考案すること
③そのプログラムを参加者に示し、派遣以外の時にも自律的に実行できる方策を考えること
④事業期間は6か月とし、働きかけ回数は28 年度は2回、29 年度は6回とした
⑤介入効果の判定として、教室の前後で体力測定を実施
また、関係職種間の情報共有のためにリハビリテーション専門職派 遣連絡会を年1回開催
C:リハ職派遣事業の協力と地域包括の協力なしでの運営に比べて
O1:支援後も指導を受けた活動の継続ができた
O2:地域包括と派遣機関の連携ができたことで、地域包括が他の町内会に介入するときにも、派遣機関と協力体制をとることができるようになった
調べた単語:「リハビリテーション専門職派遣事業 」
市町等からリハビリテーション情報センターに派遣依頼があると、リハビリテーション情報センターに登録されているリハビリテーション専門職を派遣し、介護予防の取り組みを強化する地域リハビリテーション活動支援事業の一つ。
リハビリテーション情報センターは、各都道府県の理学療法士協会、作業療法士協会、言語聴覚士協会が運営母体となっている。
参考URL:
http://mie-riha-info.jp/images/pdf/riha_youryo.pdf
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