【1日1文献】通所リハビリテーション利用者の生活活動度の関連因子について#通所リハビリ#生活活動度#要介護度

参考文献:通所リハビリテーション利用者の生活活動度の関連因子について
筆者:川村 皓生加藤 智香子近藤 和泉
発行日:2018年
掲載元:日本老年医学会雑誌 55 巻 (2018) 1
検索方法:インターネット
キーワード:通所リハビリテーション生活活動度関連因子要介護度変化


【抄録】
目的:通所リハビリテーション事業所(以下,通所リハ)利用者の生活活動度を構成する因子は多様であるが,様々な生活背景や既往歴を持つ高齢者の生活活動度の関連因子について多方面から調査した研究は少なく,また生活活動度の違いがその後の要介護度の変化にどのような影響を与えるのかについては不明な点が多い.今回は,通所リハ利用者に対し精神・社会機能も含めた複合的な調査を行い,生活活動度の関連因子および,約1年後の要介護度変化の差について検討することを目的とした.

結論:通所リハ利用者の生活活動度には,身体機能に加えて,外出目的となり得ることや実際の外出手段を有することといった複合的な理由が関連していることが示唆された.また高い生活活動度を有することにより,その後の要介護度の軽度移行や利用終了に結びつきやすくなる可能性が推察された.


参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/geriatrics/55/1/55_55.65/_pdf/-char/ja


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