【1日1文献】頭頸部がん患者の治療と仕事の両立支援に関する介入 システマティックレビュー#頭頸部がん#仕事#復職
参考文献:頭頸部がん患者の治療と仕事の両立支援に関する介入 システマティックレビュー
筆者:舩津 康平, 樋口 周人, 村上 武史, 久原 聡志, 原田 有理紗, 高木 絵里子, 立石 清一郎, 佐伯 覚
発行日:2023年
掲載元:第10回 日本予防理学療法学会学術大会
検索方法:Google Scholar
【考察】
今回の調査では、頭頸部がん患者の復職率は32-90%と幅が広 かったが、これは頭頸部がん患者での復職は一般に残存した身体機能に依存するためである。頭頸部がん治療後に生じる身体機能低下や障害としては、発声や会話の障害、疲労、副神経麻痺、呼吸障害などの頻度が高く、これらの症状の出現が少ない、あるいは、症状が影響しない作業に従事している患者ほど復職しやすいと考えられる。頭頸部がんにおいては身体機能の改善が復職する上で重要となるが、理学療法士の介入に対し復職に関する評価をした報告は少なかった。
参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsptpsuppl/2.Suppl.No.1/0/2.Suppl.No.1_388/_pdf/-char/ja