【1日1文献】障害福祉サービス事業所におけるリハビリテーション専門職の支援ニーズ─新潟県における実態調査から─#障害福祉サービス#多職種連携#橋渡し
参考文献:障害福祉サービス事業所におけるリハビリテーション専門職の支援ニーズ─新潟県における実態調査から─
筆者:北上 守俊, 本間 雄太, 斎藤 しづか, 諸橋 繭美, 安中 裕紀
発行日:2020年
掲載元:作業療法 39 巻 (2020) 2 号
検索方法:Google Scholar
キーワード:障害者総合支援法, 作業療法士, ニーズ, 役割, 他職種連携
【抄録】
障害福祉領域でのリハビリテーション(以下,リハ)専門職は,地域包括ケアシステム構築の観点からも支援ニーズが高まっている.本研究では障害福祉領域において施設責任者が考えるリハ専門職の必要性を明らかにする目的でアンケート調査を実施した結果,54.6%が「必要である」と回答し必要な職種は作業療法士が78.9%と最も多くを占めた.事業別では生活介護と生活訓練が就労系サービスに比べ有意に高い結果となった.必要性を感じない理由では「人員配置・報酬の問題」などがあがった.これらの問題を解決するためには,他の専門職へ障害福祉領域におけるリハ専門職の専門性や独自性を伝えていくこと,さらには効果検証も急務の研究課題であると考えられる.
参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jotr/39/2/39_142/_pdf/-char/ja
YWT
W:リハビリ専門職は医療と地域の橋渡しの役割が期待されている。
T:OTが地域で何ができる専門職なのか。証明したい。