【1日1文献】脊髄損傷者の排泄動作獲得に向けた取り組み ~排泄支援装置「es コート」の開発~#脊髄損傷#排泄#支援機器 3 wataru 2023年9月11日 20:43 参考文献:脊髄損傷者の排泄動作獲得に向けた取り組み ~排泄支援装置「es コート」の開発~筆者:安藤 芽久美(OT)1),柴田 八衣子(OT)1),本田 雄一郎(その他)1),陳 隆明(MD)1), 森竹 隆広(その他)2)発行日:2019年掲載元:第39回近畿作業療法学会検索方法:インターネットキーワード:脊髄損傷,排泄,支援機器【はじめに】 ・脊髄損傷者は,膀胱直腸障害により自己 導尿や浣腸・座薬の使用が必要となることも少なくな い.・しかし,運動・感覚麻痺による姿勢の不安定さ, 尿道・肛門の位置や挿入感覚のわかりにくさが生じ, 新しい排泄動作の獲得は容易ではない.・彼らは鏡やラ イトを使い陰部を確認しながら排泄動作を行っており, ①鏡を見るために窮屈な姿勢が必要,②見える範囲 は狭く,小さく,自分の手で隠れることもある,③ 練習中に,本人と医療者が一緒に確認を行いにくく, 指導しにくいなどの課題を感じていた.・そこで,当セ ンター研究所の工学エンジニアや機器製造業者と協力 し,便座内に設置し陰部の様子をモニターで確認でき るカメラとシステムの開発を行った.・今回は,その試 用を行った2名の事例について報告する.【おわりに】 ・今回,本機器を利用し排尿・排便動作へ の介入を行った事例を紹介した.・本機器の活用により, 排泄動作練習の効率化や従来の方法では練習が難し かったケースの可能性の拡大へとつなげられるのでは ないかと考えている.・また,脊髄損傷者の合併症であ る褥瘡予防のための皮膚チェックなど活用の幅も期待 できる.・排泄は,日常生活の一部でありできるだけ労 力や時間,手間をかけずに行いたいことである.・脊髄 損傷者の方々の生活に少しでも役立てることができる よう検討を重ねていきたい.参考URL:http://kinot39.umin.jp/pdf/abstract/P8-4.pdf 自己導尿の不便を解消するesコートのご案内 - シェルエレクトロニクス株式 自己導尿訓練が困難なケースでも脊髄損傷者向け排泄支援装置【esコート(エスコート)】で導尿できる可能性が高まります。手のひ www.products.shell-ele.com ダウンロード copy #作業療法士 #文献 #脊髄損傷 #排泄 #福祉機器 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート