【1日1事例】トップアスリートの心理サポートにおける スポーツメンタルトレーニングと心身医学の関係 #トップアスリート #スポーツメンタルトレーニング #心理サポート

参考文献:トップアスリートの心理サポートにおける スポーツメンタルトレーニングと心身医学の関係
筆者:立谷 泰久
発行日:2018年
掲載元:心身医学 58 巻 (2018) 2 号
検索方法:インターネット
キーワード:トップアスリート, 心理サポート, スポーツメンタルトレーニング, 心身医学

【抄録】
・国立スポーツ科学センター (JISS) は, トップアスリートの国際競技力向上のための研究とサポートを活発に行っている.
・JISSの心理サポートの中に 「個別 (1対1) サポート」 がある. 個別サポートを担当するのは, スポーツメンタルトレーニング (SMT) 指導士, 臨床心理士などの資格を有しているスタッフである.
・このサポートでは, 選手の主訴や希望に合う担当者を充てるが, サポートを進めていくと, その担当者が対応できない訴えが出ることがある. その際には, SMT指導士, 臨床心理士, 心療内科 (精神科) 医で連携しながら, 1人の選手を2者・3者でサポートを進めていく.
・トップアスリートには, 多様な心理的課題・問題を抱えながら競技活動を行っている選手もいるため, さまざまな特徴をもった複数のスタッフが対応できることが望ましく, JISSはそれが可能となる国内唯一の機関といえる.
・世界の舞台で活躍するトップアスリートのサポートには, 多様な心理分野の協働が不可欠といえる. 
メモ
・「周りに左右されない」,「自分 自身をもっていることが必要」,「『自分の軸』を もっている」などの主体的な姿勢の重要性が示され,また「プレッシャーを感じない」,「勝ち たいという強い気持ち」,「覚悟を決める」,「闘 争心」,「自信」などの競技場面で必要な心理的要素の回答もみられた.
・このように,トップアスリートは,特徴的な心理的特性を持ち合わせているといえる.
・負の状態に陥ってし まったときに,例えば,自分がこれまでに行っ てきた練習やトレーニングのことなどを「振り 返る」ことができるのかが一つのポイントとい えるという示唆を得ることができた


参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpm/58/2/58_166/_pdf/-char/ja 

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